MINASE(ミナセ)/セブンウインドウズ
国内外で人気を集める「ファイブウインドウズ」をブラッシュアップするかたちで発表された新作の「セブンウインドウズ」は、複雑な曲線で構成された角型のアウターケースと、ムーブメントを包むインナーケースから成る「ケースインケース」構造を7つの窓で引き立てる。自動巻き。ステンレススティール、ケース縦46.3㎜×横37.4㎜、5気圧防水。税込59万9500円。7月発売予定。
ケースの表と裏、左右の側面に3箇所、そして上と下の2つを新設して7つのウインドウを構成。曲線に合わせたガラスの組み込みも絶妙。
加速するケースのスケルトン化、一段と見通し良く進化秋田県皆瀬の工房で一つひとつ職人が手づくりする時計は、あらゆる部分に日本の卓越した職人技が駆使された逸品だ。とりわけ独創的なのは、内部が見渡せる独特のケースインケース構造。その醍醐味を味わえる「ファイブウインドウズ」をさらに発展させ、ケースに設けられた、ミナセが言うところの「窓」を5つから7つに増やした「セブンウインドウズ」が新たにラインナップした。これによって、ブレスレットへと続くケースの面からも内部の視界が開け、スタイリッシュな造形がますます骨格のみのスケルトンに姿を変えた。最新モデルを紹介する「MINASE × ENGINE スペーシャルムービー」
NEWモデル「セブンウインドウズ」のほか、主力モデル「ディヴァイド」「ホライゾン」も同時にリニューアル。秋田県「皆瀬」の職人技でのみ表現し得る、独創的な機械式時計の魅力を、ENGINE編集部がディレクションしたWEBムービーでお伝えします。
時計ジャーナリスト・菅原 茂はこう見た!
久しぶりに会った友人の医師がその日着けていたのは「ファイブウインドウズ」。時計に詳しくない門外漢だが、彼は他で見かけない変わったデザインが気に入っているという。ユニークなデザインを支えるのは高度な精密加工技術。今やヨーロッパでも評判なのは納得だ。
ENGINE編集部・前田清輝はこう見た!
ブランドの人気モデルである「ファイブウインドウズ」の進化系「セブンウインドウズ」のどの角度からも内側が確認できる独創的なケース構造は、ミナセの高い技術力だからこそ可能に。加えてザラツ研磨で仕上げられたケースやブレスレットも美しく、唯一無二の個性が感じられる。
問い合わせ=協和精工株式会社 Tel.04-7157-4649
https://minase-watches.com
文=菅原 茂/前田清輝(ENGINE編集部)