2021.08.12

CARS

日本で最も売れているジープに開放感満点のモデルが加わった

日本市場に導入されているジープ・ブランド・モデルのなかで最もたくさん売れているラングラーに限定車、「ルビコン・ソフトトップ」が登場した。悪路走破性を強化した「ルビコン」に、開閉式のソフトトップと、ミリタリー調の特別色を組み合わせたモデルだ。

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最強の組み合わせ

ベースになっているのはラングラー・シリーズのなかでさらに悪路走破性を高めた「ルビコン」。日本市場では4ドアのアンリミテッドのみに設定されているグレードで、悪路での極低速走行をこなす専用の駆動系や悪路重視のタイヤ、スタビライザー解除機能などの専用装備を備える。そんなルビコンと操作性に優れる2ドアのショート・ボディとの組み合わせは、まさにジープ最強のオフロード仕様といえるだろう。





ソフトトップを装着

さらに、こちらもカタログ・モデルではオプションでも選べないソフトトップを採用。ラングラーはいずれのモデルも屋根やリア・サイドおよびリア・ウインドウの取り外しは可能だが、取り外しに時間が掛かる上に、取り外したパーツを保管する場所も必要になる。しかし、このソフトトップなら手動式とはいえ、ひとりで開閉できるのが大きな特徴。サンルーフのように前席頭上のみを折り畳めるほか、フルオープンにもできる。



往年のウィルス・ジープを再現

また、ボディ・カラーも通常設定のないサージグリーンC/Cと呼ばれる深い緑色で、ラングラーの始祖といえるウィリス・ジープを彷彿させる色で、ボディ横にはウィルス・ジープが軍用ジープとして運用されるようになった1941年を表す数字を組み込んだストライプがあしらわれ、ブランドの起源を意識した外観に仕立てている。

インテリアもルビコン仕様で、2ドアのカタログ・モデル「スポーツ」より豪華な内容を有する。レザー・シート、シートとステアリング・ホイールにはヒーター機能が備わり、タッチ式8.4インチ画面のオーディオ&ナビゲーション・システム、アルパイン製プレミアム・スピーカーなどを装備する。

エンジンは、284ps/347Nmを発生する3.6リッターV6で、8段ATを組み合わせる。販売台数は100台限定で、価格は622万円。







文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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