2021.09.16

WATCHES

2021年注目の新作腕時計「タグ・ホイヤー」篇

オンラインによるリモート開催となった世界最大の時計フェア「ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ2021」を振り返る第20弾。タグ・ホイヤーからは進化した人気ダイバーズモデル「アクアレーサー」を取り上げ、時計ジャーナリストの菅原茂氏とエンジン時計担当の前田清輝がその魅力を解説する。

人気の定番ダイバーズが生まれ変わった

タグ・ホイヤーがウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブの新作発表で焦点を当てたのはブランドのアイコンのひとつを演じるダイバーズウォッチの「アクアレーサー」だ。「アクアレーサー プロフェッショナル300」と命名された新世代モデルは、ケースや逆回転防止ベゼル、ダイアル、ブレスレットとバックルを全面的にブラッシュアップ。セラミックをインサートした12角形のベゼルや波をイメージしたラインを刻むダイアルが新しさを印象づける。また、1978年に発表された伝説的なダイバーズウォッチ「Ref.844」を称えるヴィンテージ調のモデルも注目だ。


 
アクアレーサー プロフェッショナル300
リニューアルした「アクアレーサー」は、300mの防水機能が備わり、直径43mmで比較的薄型のケースとブレスレットのステンレススティールにポリッシュ仕上げと繊細なブラッシュ仕上げを施して高級感を演出。つかみやすく回転も滑らかな12角形の逆回転防止ベゼルはセラミックをインサート。また、ダイアルの針はスーパールミノバRの夜光をグリーンとブルーに色分けして、視認性を高める。自動巻き。35万7500円。6月発売予定。



波模様を刻むサンレイダイアルと逆回転防止ベゼルをグリーンで彩ったチタンモデルもラインナップ。49万5000円。


 
アクアレーサー プロフェッショナル300 Ref.844 トリビュート
1978年に発表された伝説的なモデル「Ref.844」のイメージを今年の新しいデザインで表現。オールドラジウムのスーパールミノバRを塗布した針やインデックス、パンチング加工のブラックラバーストラップなどヴィンテージダイバーズの味わい。自動巻き。ステンレススティール、ケース直径43mm、300m防水。51万7000円。9月発売予定。

時計ジャーナリスト・菅原茂はこう見た!
今年の目玉のひとつは間違いなくダイバーズウォッチ。そこに注力したのがタグ・ホイヤーだ。リニューアルでアップグレードした新世代モデルは、機能とデザインのバランスが良好で、今やふだん使いのダイバーズに不可欠のお洒落な雰囲気も備わっている。おまけに手に取りやすい価格。時計もそろそろ衣替えの季節。最適ではなかろうか。

ENGINE編集部・前田清輝はこう見た!
タグ・ホイヤーの海のアイコンモデルだけに、モデルチェンジは充実の内容となっている。セラミック製となったベゼルは回しやすく、カレンダーの拡大鏡を風防の内側に設けて表面をフラットにするなど、全てにおいて機能性とデザインを兼ね備えることを大切にしているのがよくわかる。ケース直径36mmモデルはシェアウォッチとしても人気が出そう。

文=菅原茂/前田清輝(ENGINE編集部)

(ENGINE2021年7月号)

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