2021.11.18

CARS

絶滅する前に乗っておきたいクルマのマイ・ベスト20 自動車ジャーナリストの渡辺敏史が選んだ第1位を発表!


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4位 シボレー・コルベット(C8)



3位の座を最後まで悩んだC8。スモールブロックOHVをリアミッドシップでドライブという違和感が夢のような運動性能に書き換えられる。

5位 BMW M2



G80系M3&M4の、世代刷新された激烈な速さに降伏した後で乗ったM2のアナログ感が心底愛おしかった。多分一生添い遂げられると思う。

6位 ランボルギーニ・アヴェンタドール(S/SVJ/ロードスター含む)



もう最後も最後だとは思いつつ、ランボのV12は絶対的アイコン。台数が出過ぎたとかそんななこと全然関係なく男の子の永遠の憧れ。

7位 トヨタGRヤリス



言うてもトヨタやろと舐めてかかると仰天する端々からのいいモノ感。思わずR32 GT-RやNA1NSXを思い出した、入魂の本物。マジで。

8位 日産GT-R(NISMO含む)



登場から14年にして間違いなく日本の至宝であり続ける1台。純然たる内燃機によるドライビングプレジャーの最後を飾るにも相応しい。

9位 ポルシェ911GT3



費用云々を除けば普通に所有維持できる民生の内燃機としての究極を搭載する1台。操れるか否かはさておきMTの選択肢があるのも嬉しい。

10位 アストン・マーティン・ヴァンティッジ(ロードスター含む)



例によって初出時のアラがサクッと取れて、がむしゃらな速さだけではなく飛ばさずとも気持ち良いFRスポーツカーへと成熟が進んだ。

11位 マクラーレン・アルトゥーラ

ミッドシップ屋だから出来る120度V6ユニットの採用やPHEVで1.5t切りの実重など、ともあれ技術マターで興味や感銘が大きい1台。

12位 マセラティMC20

中身に興味のポイントは多々あれど、速さのために美しさを二の次にはしないという姿勢が一見から現れている辺りがさすがのマセラティ。

13位 ロールスロイス・ゴースト

カリナンを超え、今、手に入る世界最高のドライバーズカーだと思う。これをベースに作られるレイスやドーンが今から楽しみ。

14位 ベントレー・コンチネンタルGT(V8、W12、コンバーチブル含む)

自動車道楽の最高到達点であるラグジュアリークーペカテゴリーにおいては不動のスタンダード。ダイナミクス向上で魅力が更に高まった。

15位 アルピーヌA110(S含む)

ミッドシップにして絶妙のサイズと軽さ。望外の穏やかな乗り味とまずまずの実用性で日常から趣味領域までくまなくカバーする希少な逸材。

16位 レクサスLC(コンバーチブル含む)

美しいナリにして日々を託せる実用的なパッケージでもって、自然吸気の大排気量・高回転型V8を日常遣い出来る幸せに残された時間はなし。

17位 ホンダNSX

スーパースポーツのハイブリッド化が加速する中、i8並みに先んじてしまった感はあるも、異次元コーナリングはまだ輝きを失っていない。

18位 BMWアルピナD3S/B3(リムジン、ツーリング)

M3&M4と似たような価格帯にあって性格はかつてなく真逆。B3ツーリングは敢えてこっちと選びたくなる魅力がある。

19位 スズキ・ジムニー(シエラ含む)

小さな山国日本の、道なき道に分け入る大マジのオフローダーにして軽トラ並みに大切な庶民のインフラ。そして趣味性も抜群。

20位 ホンダS660

この項で個人的に推し続けたS660もいよいよ生産終了。ここまで本格的なマイクロミッドシップには二度とお目にかかれないだろう。

文=渡辺敏史(自動車ライター)



(ENGINE2021年9・10月号)

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