2021.09.13

CARS

ワゴンRに可愛くて、使い勝手いい新しい仲間「スマイル」が加わった

スズキが、新しい軽自動車、ワゴンRスマイルを発売した。ダイハツ・ムーヴ・キャンパスの対抗馬で、ムーヴ・キャンパス同様、ワゴンRシリーズ初採用となる後席スライド・ドアと丸形のヘッドライトをはじめとする愛嬌のあるデザインが特徴のモデルだ。

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丸目のお顔が愛らしい

エクステリアは、スズキ・ラパンやハスラーにも通じる四角いボディに丸いヘッドライトを組み合わせている。1695mmの全高はワゴンRより45mm高く、1330mmの室内高はワゴンRを65mm上回る。





スライド・ドアで利便性アップ

両側に備わるスライド・ドアの開口幅はワゴンRスマイルよりもさらに背の高いスズキ・スペーシアに匹敵する600mm。リア・ステップの高さは345mm。開閉機構はエントリー・グレードの「G」以外は電動式となる。

インテリアは質感の高さを追求。ルーフ・ライニングにはキルティング加工を、ダッシュボードとドア・トリムには革とステッチを模したパターンを施している。ハイブリッド車にはカッパーゴールドのアクセントを加えたパール調の2色、ガソリン・モデルにはアイボリーのインパネ・カラーパネルを用意した。

後席は左右独立でリクライニングとスライドが可能。荷室側からも操作できるワンタッチ・ダブルフォールディング機能により、積載スペースの床面はほぼフラットになる。







マイルド・ハイブリッドも設定

エンジンは0.66リッター直3自然吸気の「R06D」型で49ps/58Nmを発生。さらに、2.6ps/40Nmの直流モーターを組み合わせたマイルド・ハイブリッド仕様も設定する。駆動方式はFFと4WDが用意される。WLTCモード燃費は、ガソリン車が22.5-23.9km/リッター、ハイブリッド車が23.6-25.1km/リッターだ。

安全面では、ステレオ・カメラ方式の衝突被害軽減ブレーキや前後の誤発進抑制、車線逸脱やふらつきの警報、先行車発進通知、ハイビーム・アシスト、後退時ブレーキ・サポート、リア駐車センサーといった運転支援装備のほか、6つのエアバッグを標準装備。全方位モニター用カメラ装着車には、5km/h以下でのすれ違い時に車両の前方と左側の映像をナビゲーション画面に表示する、スズキ初のすれ違い支援機能が加わった。また、アダプティブ・クルーズコントロールやヘッドアップ・ディスプレイなどをセットにしたパッケージ・オプションも設定される。

ボディ・カラーはモノトーン4色と2トーン8色の計12色を設定。価格は129.69〜171.6万円となっている。







文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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