2021.10.01

CARS

ジープの多様性がさらに広がる ラングラーのピックアップ、グラディエーターが日本へやってくる

ジープがピックアップ・トラックの「グラディエーター」を日本へ導入する。アメリカ本国では2018年のロサンゼルス・オートショーで公開されたモデルだ。

グラディエーターとしては2代目

1947年のウィリス・ジープ・トラック、1956年にはキャブオーバー・トラックのフォワードコントロールなど、かつてはジープもアメリカ市場で人気のトラック・タイプをラインナップしていた。1962年にはワゴニアをベースにしたトラックにグラディエーターの名前が冠される。このモデルは1971年にジープ・ピックアップと改名され、1988年まで販売された。さらに1985〜1992年にはチェロキー・ベースのコマンチを導入したが、それ以降はトラック系のモデルはジープ・ブランドから途絶えていた。





ラングラーのトラック・バージョン

今回、26年ぶりに復活したジープ・ベースのトラック。ちなみに、日本にジープのトラック系モデルが導入されるのは今回が初となる。ベースとなるのはジープ・ブランドとしては日本で最も売れているラングラーの4ドア・バージョンであるアンリミテッド。ラダーフレームなどのメカニズムはそのままに、ボディ後部の荷室部分を荷台に変更することでトラック・タイプに仕上げている。

アメリカでは2019年から販売中で、エンジンは3.6リッター・ガソリンと3.0リッター・ディーゼルの2機種で、変速機は6段MTと8段ATを設定している。

日本での販売開始は今冬。価格などの詳細は今後発表される予定だ。





文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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