2021.10.30

CARS

FRに別れを告げたシボレー・コルベット! エンジン・ホット100の順位やいかに?【エンジン・ホット100ニューカー・ランキングス2021】

雑誌『エンジン』の名物企画、「エンジン・ホット100ニューカー・ランキングス」の2021年版で17位となったのはシボレー・コルベットだ。基本設計を根本から見直してミドシップとなったアメリカン・スポーツカーのデキをホット100選考委員たちはどう評価したのか? 委員の熱いコメントとともに紹介する。

2021年第注目すべき1台!


フルモデルチェンジを受け、第8世代へと進化を遂げたシボレー・コルベット。1953年デビューの初代モデルから受け継いだFRの基本設計をミドシップに改め、かつ日本市場には右ハンドル仕様を投入するという積極的な販売戦略。その話題性は大きく、まずはその声を代表するかのように、堂々の第1位に票を投じたのは清水和夫さんだ。

「パフォーマンス的にはメチャクチャ速いというわけではないが、乗り味がとても洗練されていることに驚いた。獰猛なアメリカン・スポーツカーという汚名は返上だ。またコスパが優れているので、その理由を知りたいと思った」。不肖山崎も「自分のクルマ選びから常にアメ車は欠かせない。なにしろコスト・パフォーマンスが最高。最新のコルベットなんかその典型じゃないかな」と相当にシビれている。

シボレー・コルベット(C8) 全長×全幅×全高=4630×1940×1220mm。ホイールベース=2725mm。車両重量=1670kg。6.2リッターV8 OHVをミドに搭載、最高出力502ps/6450rpm、最大トルク637Nm/5150rpmを発生、8段DCTを介し後輪を駆動する。車両価格=1180万円~

和夫さんはメチャクチャ速いわけではないというが、走りのレベルは多くのジャーナリストに認められているところ。島下泰久さんは総合的に、「低重心のOHVレイアウトのおかげでミドシップでもハンドリングは超コントローラブル。原理主義の懐疑派の方も乗ればイチコロでしょう!」と評し、また3位の座と相当に悩んだという渡辺敏史さんは、「スモールブロックOHVをリア・ミドシップでドライブという違和感が夢のような運動性能に書き換えられる」とまでC8の魅力を語る。

デビュー時からこれほど大きな話題を巻き起こすアメリカ車は、過去になかったのではないか。2021年に大注目すべき一台だ。

文=山崎元裕 写真=ゼネラル・モーターズ・ジャパン

(ENGINE2021年9・10月号)

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