2021.11.21

CARS

電気で走るフィアット500 プロダクション・モデル1号車が日本に上陸!

今年で開館20周年となるチンクエチェント博物館が手がけた電気で走る“500ev”のプロダクション・モデル1号車が上陸した。

当時の雰囲気を壊さないように仕立てられた1台

つぶらな瞳の間の、赤く古めかしいFIATエンブレムを手前に開くと、近代的な給電口が現れた。後ろに回ればハツカネズミの尻尾のようにお尻から伸びているエグゾースト・パイプは見当たらないし、リア・フードの中にあるべきはずの空冷2気筒エンジンも姿はなく、代わりにちょっとした荷室が用意されている。

室内に目を向ければ、リムが細く径の大きなステアリングや、エノキダケのようなひょろりと細いシフトノブや、簡素なシートは当時のままだ。だがよく見れば、丸い速度計の中央は液晶だし、その横に並ぶボタンの1つはUSBポートだ。一事が万事この調子で、やり方がいちいちセンスがいい。

だから違和感が、ない。あるべきものが、あるべきところに収まっているように感じるのだ。このたび上陸した2代目フィアット500、いわゆるチンクエチェントをベースとする電気自動車の500evは、当時の雰囲気を崩さないよう、入念に仕立てられたお見事な1台だった。



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