2021.11.29

CARS

50台だけの特別なアルファ・ロメオ・ステルヴィオ 紋章の大蛇を思わせる緑のボディが際立つ

アルファ・ロメオがSUVのステルヴィオに限定車の「ヴィスコンティ・エディション」を設定した。ベースとなるグレードは2.0ターボQ4ヴェローチェで、特別色で仕上げた内外装が特徴だ。

エンブレムの大蛇がモチーフ

ボディ・カラーは、2021年3月に登場したジュリアの限定車にも用いられたヴィスコンティ・グリーン・メタリック。イメージしたのはアルファ・ロメオのエンブレムに描かれたビショーネ(大蛇)。この大蛇はアルファの本拠地であるミラノをかつて治めたヴィスコンティ家の紋章に由来するもので、車名と色名はそのルーツへの敬意を表している。



チョコレート色の内装がエレガント

深みのあるシックなボディ・カラーと対照的なのが、専用色のイエローで彩られたブレーキ・キャリパー。緑色とのコントラストを際立たせることで、ヴェローチェと同じ20インチホイールの内側でスポーティなキャラクターを主張する。

インテリアも限定車専用に仕立てられ、シートなどにチョコレート色のレザーを採用。通常モデルのブラックやレッドとは異なる、エレガントな雰囲気を演出している。レザー・ダッシュボードやアルミ・パネル、ハーマンカードン製オーディオなどの装備はベース・モデルからそのまま継承されている。

発売は12月11日で、価格は729万円となっている。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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