2021.08.05

CARS

アルファ・ロメオらしさがさらに濃厚 ステルヴィオにヴェローチェが加わった

2018年に日本に導入され、2020年にフェイスリフトを受けたアルファ・ロメオのSUV、ステルヴィオに新グレードのヴェローチェが追加された。内外装の変更で、スポーティさと上質感を高めている。

伝統のヴェローチェが登場

アルファ・ロメオが伝統的に車名に用いてきたヴェローチェはイタリア語で「速い」という意味で、「GTV」のVはこれの頭文字を取ったものだ。

エクステリアはホイール・アーチやサイド・スカート、リア・バンパーがボディ同色となり、専用スキッドプレートやダークカラーのテール・パイプを装着。その名にふさわしいスピード感を演出した。

インパネにはアルミ・パネルやレザーが用いられ、ダブルステッチの装飾も施されている。シートはレザーのスポーツ・タイプでブラックとレッドから選択できる。



ディーゼルとガソリンの2タイプ

ラインナップは210ps/470Nmの2.2リッター・ディーゼルと、280ps/400Nmの2.0リッター・ガソリンの2タイプ。いずれも直4ターボ+8段ATで、Q4と呼ばれる4WDシステムを搭載する。ホイールは5ホール・デザインの20インチで、タイヤサイズは255/45R20だ。

ヴェローチェの追加に伴い、19インチ・ホイールとルーフレール、スポーツ・レザーシートなどをセットにした「スポーツパッケージ」の設定は終了し、在庫販売のみとなる。

価格はディーゼルが687万円、ガソリンが720万円。

文=関 耕一郎

(ENGINEオリジナル)

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