2021.12.24

CARS

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ランボルギーニ30台が、宮崎、大分、阿蘇を駆け抜けた!

ランボルギーニで名所名跡を巡るドライビング・ツアーが12月10日より3日間、九州で開催。30台の猛牛たちとそのオーナーが美しい自然を満喫し、美味しい名産品に舌鼓を打ち、走り甲斐のあるサーキットを疾走した。

4度目のジロ・ジャパン

イタリア語のGIRO(ジロ)とは、周遊だとか、周回するという意味を持つ。


クルマ好きにとってGIROといえばGiro d’Italia(ジロ・デ・イタリア)を思い出す人も多いことだろう。往年のイタリア一周自動車レースの名称であり、近年、何度か復活を遂げている。とはいえ、今どきだと同名の自転車のレース・イベントの方がよく知られているかもしれない。



このGIROという言葉を掲げたランボルギーニだけのツーリング・イベントが、アウトモビリ・ランボルギーニ・ジャパンによって、2021年12月10日〜12日までの3日間にわたって開催された。

その名はESPERIENZA GIRO JAPAN(エスペリエンツァ・ジロ・ジャパン)2021という。この“エスペリエンツァ・ジロ”とは、オーナーが自らのランボルギーニを駆って世界各国の美しい景観地を巡る、ランボルギーニのドライビング・ツアーである。

本国イタリアはもちろん、アメリカや中国、オセアニアなど、世界五大陸で開催されている。実は日本での開催はすでに4度目で、これまで名古屋や大阪を舞台に行われてきた。



30台の猛牛が集う

参加したのはランボルギーニが日本のために7台だけ生産したアヴェンタドールSジャパン リミテッド エディションをはじめ、創業者フェルッチオ・ランボルギーニの生誕100周年を記念し40台のみ造られた同チェンテナリオ ロードスターの姿も。

さらにはウラカンSTOや、ウラカン EVOをベースに大胆かつ斬新なカラーリングが施されたウラカンEVOフルオ カプセル、スーパーSUVのウルスなどなど、全部で30台の色とりどりの猛牛が集結した。



今回の舞台は九州南部。行程は約400km。宮崎を起点に、大分、熊本を経てふたたび大分に戻り、ゴールとなるオートポリス・インターナショナル・レーシング・コースを目指す。

DAY1:ゲストが盛りだくさんのガラ・ディナー

初日、12月10日金曜の夜、シーガイア・コンベンション・センターにランボルギーニ・オーナーがぞくぞくと集まった。この夜のウェルカム・パーティで、アウトモビリ・ランボルギーニ・ジャパン代表のダビデ・スフレコラ氏の挨拶とともに、エスペリエンツァ・ジロ・ジャパン2021はスタート。



宮崎市の戸敷正市長、宮崎出身で世界中から“ダイヤモンド・ヴォイス”のシンガーとして知られるJILLE(ジル)、女子空手選手でオリンピアンの植草歩さんなど、数多くのゲストも参加し、トークショーや実演などが行われ、宴は大いに盛り上がった。




DAY2:日向灘を眺めながら別府へ

2日目、12月11日は、宮崎神宮宮司による安全運転の祈祷ではじまった。そこからは大分に向け太平洋沿いを北上しながら、伝統芸能や景観地、名所名跡を一気に楽しむ。

まず橘太鼓・響座の和太鼓の迫力ある音で見送られ、尾鈴産のぶどう100%で造られているワインを楽しめる都農ワイナリーを経て、美しいビーチと太平洋を眺められるSTAIRES OF THE SEAでランチを。





大分ではしおさいの里での太鼓演奏と、別府市とのコラボレーションによる盛大な花火、そしてマジックショーも開催されたディナーが催された。それぞれの停車ポイントや沿道では多くの地元のひとびとが旗を振り、ランボルギーニとオーナーたちをたくさんの笑顔で出迎えてくれた。









DAY3:ミルクロードとオートポリスを走る

最終日、12月12日は別府から東九州自動車道、九州横断自動車道を経てミルクロードへ。このミルクロードという道は阿蘇の外輪山の北東部の尾根を辿るもので、もともと牧場の牛乳搬送用道路だったことがその名の由来になっているという。



緩やかなコーナーと壮大な景色の続く、これぞまさに絶景中の絶景スポットで、オーナーたちはそれぞれ愛車に鞭を入れ、甲高いランボルギーニのエグゾースト・ノートを阿蘇の山々に思いっきり響かせていた。




しかし、この日のメイン・イベントはその後のオートポリス・インターナショナル・レーシング・コースにおけるサーキット走行と、ホーム・ストレートを使用した記念撮影である。



最後に30台のランボルギーニとともに写った参加者たちの満面の笑顔が、この3日間がどれほど刺激的で、どれほど心地良いものだったかを、見事に証明しているのではないだろうか。


◆アウトモビリ・ランボルギーニ・ジャパン
https://www.lamborghini.com/jp-en

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