2022.04.06

CARS

DJドラゴン、エンジン編集部のちょっと古いベンツに乗る! これ、もうヴィンテージだね!!【メルセデス・ベンツ300TE(1992)長期リポート #117】

エンジン編集部のちょっと古いメルセデス・ベンツ300TE(1992)をドライブするDJドラゴンさん

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雑誌『エンジン』に掲載された編集部の長期リポート車、メルセデス・ベンツ300TE(1992年型)の過去13年間分の記事をWEBで再掲載している連載です。毎週水曜日12時更新。今回は走行距離が29万5000kmの2018年12月号のリポートです。クラブなどで活躍する一方、ヴィンテージに目が高い、エンジンでもお馴染みのDJドラゴンさんに44号車に試乗してもらいました。

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クラブ界の重鎮、DJドラゴンさんは44号車に乗ってどう思ったのか?

今月の走行距離は1700km。先月、広島へ行ったのでエンジン・オイルを交換した。ヤナセのメカニックから「ファン・ベルトに少しクラックが出ているから、次のオイル交換時にベルトも取り換えましょう」という指摘を受けた。また、右のテール・ランプが時々点かなくなるという現象も起きている。電球は切れていないので、接触不良が起きているのかもしれない。



走る、止まる、曲がるということに関しては、まったく問題がない。ウィークデイの通勤、都内での打ち合わせ、休日にはプライベートの荷物を大量に運んだりと、大活躍の44号車である。

東京・渋谷に事務所を構えるDJドラゴンさんのところへも44号車で打ち合わせに出かけた。ドラゴンさんはDJ界の重鎮として、いまでもクラブで活躍する一方、ヴィンテージ・コレクターとしても有名で、本誌でも「ヴィンテージを探して」という連載を3年ほど続けていた。

ちょっと古いモノに目が高いドラゴンさんに、1992年型メルセデス・ベンツ300TEはどう映るのか? 試乗してもらった。

「26年前とは思えないほど綺麗ですね。シートの掛け心地が素晴らしい。こういうことをなんで現在のクルマは出来ないんでしょうかね? インパネのウッドも本物でしょう? こういうのはヴィンテージ好きの心をくすぐります。内装に手を抜いている感じがしない」

ディテールのチェックは、ヴィンテージ好きの基本である。

「なんて運転しやすいクルマなんだろう! 左ハンドルは久しぶりなのに、見切りがいいからすごくラク。あと、ステアリング・フィールが抜群ですね。ものすごく安心感があります。しっとりした加速もこの極上な乗り心地にフィットしてる」

嬉しいことに大絶賛をいただいた。

「古くなればなんでもヴィンテージになるというわけではなくて、そもそもイイものであったり、希少性があったりしないと価値があると認められない。正直、乗って驚きました。すごくしっかりしていて、いまでも“イイものに乗っているなあ”と思わせてくれる。これ、もうヴィンテージ。ドラゴン、認定です(笑)」

ドラゴンさん認定の色あせない魅力を今後もできるだけ維持していきたいと思う。30万kmまであと5000kmだ! 頑張ろう、44号車。

文=荒井寿彦(ENGINE編集部) 写真=鈴木 勝

■44号車/メルセデス・ベンツ300TE(1992)
Mercedes-Benz 300TE(1992)
購入価格 168万円
導入時期 2008年9月
走行距離 29万5000km

(ENGINE2018年12月号)

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