2022.02.08

CARS

脚まわりを変更し、走りに磨きを掛けた新しいメルセデスAMG・GT4ドア・クーペが販売開始

メルセデス・ベンツがAMG・GT 4ドア・クーペのマイナーチェンジ・モデルを日本市場へ導入。その予約受付を開始した。

全車マイルド・ハイブリッドのISGを搭載

日本仕様は「GT43 4マチック+(プラス)」と「GT53 4マチック+」。いずれもターボと電動駆動のスーパーチャージャーを備えたT3.0リッター直6にマイルド・ハイブリッド・システムのISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)を搭載する。エンジン出力は、GT43が367ps/500Nm、GT53が435ps/520Nm。エアコンやウォーターポンプの電動化でベルト駆動系を不要とし、コンパクト化が図られた。

メルセデスAMG GT43 4マチック+(プラス)

回生エネルギーを動力や電源として活用

ISGはエンジンとトランスミッションの間に設置した21ps/250Nmのモーターと48V電気システムを組み合わせたもので、回生ブレーキにより約1kWhのリチウムイオン・バッテリーを充電し、その電気でモーターを駆動し、動力アシストや変速タイムラグ短縮などに使用するほか、電動駆動のスーパーチャージャーを稼働させる。

トランスミッションは9段ATで、駆動方式は4WD。4輪駆動システムは電子制御で前後トルク配分を50:50から0:100の範囲で調整する。

メルセデスAMG GT53 4マチック+(プラス)

改良版のエアサスペンションを設定

GT53には標準装備、GT43ではオプションとなるAMGライドコントロール+(プラス)エアサスペンションは、ダンパーの外側にふたつの圧力制御バルブを追加。伸び側と縮み側の個別制御を可能とし、減衰力の特性さを拡大し、快適性と運動性を同時に向上する。

このほか、新型のステアリング・ホイールや、ジェスチャーによるさまざまな操作が可能なMBUXインテリア・アシストを採用。外装色にはスペクトラルブルーとマット塗装のスペクトラルブルーマグノが追加された。

ハンドル位置は左右とも設定される。価格はGT43が1310万円、GT53が1786万円。

メルセデスAMG GT53 4マチック+(プラス)

文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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