2022.04.12

CARS

アルファロメオ・ジュリアに伝統の「Ti」の名を冠した新グレード登場

アルファ・ロメオがDセグメント・サイズのスポーツ・セダンである「ジュリア」に新グレードの「Ti」を追加。あわせて、全モデルの仕様変更を行った。

「スプリント」に替わるエントリー・モデル

Tiは「スプリント」に替わるジュリアのエントリー・モデルとなる。Tiはアルファ・ロメオ伝統の名称で、イタリア語で「トゥーリズモ・インテルナツィオナーレ(ツーリング・インターナショナル)」を意味する。200ps/330Nmの2.0リッター直4ターボを搭載し、8段ATを介して後輪を駆動する。

アルファ・ロメオ・ジュリアTi

Ti専用パーツを多数装着

外観ではダークタービンと呼ばれるデザインの18インチ・ホイールやボディ同色ミラー、Ti専用エンブレムを装着。グリルのフレームがブラックではなくシルバーになり、リアのプライバシー・ガラスが装備されないので、見た目は軽やかな印象だ。

内装はTi専用のグレーオークウッド・パネルを採用。前席シート・ヒーター付きのナチュラルレザー・シートの色はブラックとTi専用のタンから選択できる。安全・快適装備やインフォテインメント系などは上位グレードと同等の内容を有する。

アルファ・ロメオ・ジュリアTi

クアドリフォリオにはカーボン・バケット・シートを採用

またTi以外のモデルの変更は、ヴェローチェがフロント・グリルとドア・ミラーがブラックになり、ダーク・エキゾースト・フィニッシャーを追加して、スタイリングの迫力をさらに強調。ホイールは新デザインの19インチで、LSDの追加により走行性能を向上させた。

ジュリア最速最強仕様のクアドリフォリオは外装にブラック・テールライトを装着。内装ではレザーとアルカンターラ巻きステアリング・ホイールや、ホールド性と快適性を高めつつ軽量化を実現するスパルコ製カーボン・バケット・シートが採用された。

新仕様の発売は5月14日。価格はTiが554万円、ヴェローチェが624万円、クアドリフォリオが1287万円となっている。

アルファ・ロメオ・ジュリア・クアドリフォリオ

文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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