2022.03.28

CARS

アルファロメオ・ステルヴィオがエントリー・モデルを刷新 装備も充実したが価格もアップ

アルファ・ロメオ初の本格的SUV、ステルヴィオに「Q4スプリント」に替わるエントリー・モデルとして「Q4・Ti」を新たに設定。さらにほかのグレードの仕様も変更した。

高性能モデルに与えられてきた名称

新グレードのQ4・Tiは日本仕様の廉価モデルとして登場。Tiの名称は「トゥーリズモ・インテルナツィオナーレ(ツーリング・インターナショナル)」の頭文字を取ったもので、伝統的にアルファ・ロメオの高性能モデルに与えられてきた。ステルヴィオTiも新デザインの20インチ・ホイールを装備して、フットワークのよさを期待させる仕様となっている。パワートレインはQ4スプリント同様、2.2リッター直4ディーゼル・ターボ+4WDを採用する。

アルファ・ロメオ・ステルヴィオQ4・Ti

エントリー・モデルながら装備は充実

内装の仕立てや装備はQ4スプリントよりも上質で豪華。ダッシュボードなどの化粧パネルにラインナップ唯一のグレイオークウッドパネルを採用。前席シート・ヒーター付きのナチュラル・レザー・シートは、ブラックとTi専用のチョコレートから色が選択できる。安全装備やインフォテインメント系、ヒーター付きレザー・ステアリング・ホイールなどの快適装備は上位グレードと同等の内容となっている。

アルファ・ロメオ・ステルヴィオQ4・Ti

既存グレードもブラッシュアップ

既存グレードのQ4ヴェローチェとクアドリフォリオは全車ルーフレール・レスとなり、クーペ風のルーフ・ラインをさらに強調する意匠になった。さらに、Q4ヴェローチェはボディ同色ドア・ミラーや21インチ・ホイール、LSDを新規採用。クアドリフォリオは、外装に専用21インチ・ホイールとブラック・テールライトを装着。内装ではレザーとアルカンターラのステアリング・ホイールや、ホールド性を高めつつ快適性も確保したスパルコ社のカーボン製バケット・シートが装備されている。

価格は、Q4 Tiが680万円、Q4ヴェローチェのディーゼルが731万円、ガソリンが771万円、クアドリフォリオが1338万円となっている。Q4 TiはQ4スプリントと比べると82万円値上げされている。

アルファ・ロメオ・ステルヴィオ・クアドリフォリオ

文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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