2022.06.03

CARS

プレミアムSUV用に専用設計されたブリヂストンの 新ブランド、ALENZA(アレンザ)の魅力を紐解く

現在、ちまたで人気沸騰中のSUV。今やセダンに代わり、自動車の主流になったといっても過言ではない。そう思えるほどたくさん売れている。

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遂にフェラーリもSUV

車種のバリエーションも豊富になった。軽自動車から全長が5mを超える大型SUVまでサイズも様々だし、スポーティなスタイリングがウリのSUVクーペが登場したかと思えば、スポーツカーも真っ青な動力性能を有するスポーツ・モデルも現れた。メーカーだって、国内外の実用車メーカーはもちろんのこと、現在はスーパースポーツカー・メーカーのランボルギーニや超高級車ブランドのロールス・ロイスまでSUVをラインナップ、近いうちにフェラーリもSUVに手を出すらしい。



プレミアムSUVのために専用設計

多種多様なSUVの登場に対応すべく、SUV向けタイヤも数多く輩出されている。そんななか、2017年にブリヂストンから誕生した新しいSUVタイヤ専用ブランドがALENZA(アレンザ)だ。

「プレミアムSUV用タイヤ」と謳うALENZAは文字通り、最上のクオリティを持つプレミアムな高級SUVがターゲットとなる。最大の特徴は、プレミアムSUV向けに専用設計されていること。SUV用タイヤはセダンと比べて車高や重心が高く、また車両重量も重くなりがちなSUVの特性を考慮し専用設計されたものが多いが、ALENZAはさらに、プレミアムSUVがオンロードで使われることに鑑みて、オンロードでの乗り心地や静粛性、安定性、操縦性などにおいて、最上のSUVに相応しい最上の性能を目指して開発されている。

ラインナップは2017年にデビューしたALENZAの記念すべき第1弾となった「ALENZA 001」と2021年2月に発売された「ALENZA LX100」の2種類。

高い運動性能をさらに発揮する「001」

001はプレミアムSUVが持つ高い運動性能をさらに発揮できるように仕立てたハイパフォーマンス・タイヤとなる。その高い性能はドライとウェットのどちらの舗装路でも発揮されるので、路面を選ばない。もちろん、低燃費性能や耐摩耗性の向上といった最新のタイヤとしてなくてはならない持続可能な社会に貢献する性能もしっかりと盛り込まれている。ラインナップは215/65R16 98H~295/35R21 107Y XLの全37サイズ。





快適性をさらに向上させた「LX100」

一方、ALENZAの最新モデルとなるLX100は、プレミアムSUVに求められる性能の中でもとくに快適性のさらなる向上を目指したタイヤだ。トレッド・パターンに音の発生を抑制したり、消音性能を高める技術を取り入れることで静粛性をアップ。快適性だけでなく、サイド・ウォールをチューニングすることでふらつきを低減するなど走りへのこだわりや、001同様、燃費や摩耗性能をより高めることも忘れていない。ラインナップは195/80R15 96S~285/40R22 106Wの全39サイズ。





プレミアムSUV専用設計だからこそできることをしっかりと盛り込むことで、プレミアムSUVの性能を最大限に活かせるタイヤ。それがALENZAだ。

文=新井一樹(ENGINE編集部)

(ENGINE2022年6月号)

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