2022.06.21

CARS

160台限定の新型レンジローバー・スポーツ初回限定車は通常販売されないガソリン・モデル

2022年5月にワールドプレミアされた新型レンジローバー・スポーツの日本での受注が開始された。

advertisement


新型で3世代目

新型で3代目を数えるレンジローバー・スポーツは、ランドローバー・シリーズの頂点に立つレンジローバーをベースに名前の通り、スポーティな意匠を強めたモデルだ。



レンジローバーよりも精悍なデザイン

エクステリアはレンジローバーの雰囲気を受け継ぐが、ライト類やフロント・グリルを変更することでより精悍なデザインへとイメージチェンジを図っている。ウインドウやドア・ハンドルのフラッシュサーフェス化、レーザー溶接ルーフの採用などにより、Cd=0.29の優れた空力性能を実現している。ボディ・サイズは全長4946×全幅2209×全高1820mm、ホイールベースは2997mm。プラットフォームは新型レンジローバーでデビューしたMLAフレックスだ。

インテリアは触覚フィードバック機能を持つ13.1インチの新開発タッチ式ディスプレイを標準装備。メーターパネルには13.7インチ画面を用いている。後席は先代よりレッグルームを31mm、ニークリアランスを20mm拡大した。



走りを高める新機軸を採用

エアバッグ内の圧力を変化させてサスペンションの対応域を拡大するスイッチャブルボリューム・エア・スプリングや、悪路での自動速度調整を行うアダプティブ・オフロード・クルーズコントロールをレンジローバーとしては初めて導入。このほか、48V駆動のアクティブ・ロールコントロールや低速での俊敏性と高速安定性を両立する4輪操舵も装備される。

ブレーキはバイ・ワイヤ技術を採用し、トルク・ベクタリング機構にも用いている。また、冷却が必要な際にのみダクトを開放するなどの制御を行うアクティブ・ブレーキクーリング・テクノロジーも備える。



日本仕様は3.0リッター直6ディーゼルのみ

日本仕様は300ps/650Nmを発生するマイルド・ハイブリッドを備えた3.0リッター直列6気筒ディーゼル・ターボのみ。全モデルとも、変速機はZF製8段ATで、インテリジェントAWDシステムと呼ばれるグリップレベルとドライバーの入力を1秒間に100回モニターし、前後間及びリアのトルク配分を最適化する4輪駆動を備える。グレードは装備やトリムの違いにより、「S」「ダイナミックS」「ダイナミックSE」「ダイナミックHSE」「オートバイオグラフィ」の5タイプ。価格は1068万円〜1526万円となっている。



初回限定車は400psの3.0リッター直6ガソリン

また、導入記念の特別仕様車「ローンチエディション」を160台限定で販売。エンジンはカタログモデルとは異なる400ps/550Nmを発生するマイルド・ハイブリッドの3.0リッター直列6気筒ガソリン・ターボを採用。グロスブラックの23インチ・ホイールやブラックエクステリア・パック、フロントセンターコンソール急速クーラーボックス、データプラン付きWi-Fi接続などが特別装備が追加される。

ボディ・カラーは4色でそれぞれ40台の設定。受注期間は6月30日までで、注文が設定台数を上回った場合は抽選となる。価格は1708万6000円。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement

advertisement

PICK UP

advertisement