2022.07.02

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海への想いを個性で表現するベル&ロスの物語

たゆまぬ探求で常に新風を吹き込んでこそ、歴史と伝統の物語にも深みが増す。デザインに心を奪われ、機能に夢中になる。そして気になりだすと、見えないことがもっと知りたくなる。「どうしてこのデザインが誕生したのか」、「どのように作られているのか」、「どのような歴史を辿ってきたのか」――。時計には製作者やブランドの想いが込められたストーリーがあり、知れば知るほど虜になってしまう。そんな素敵なベル&ロスの魅力を紹介しよう。





BR-03-92 ダイバー ホワイト

ダイバーや冒険者たちが魅了されるという氷海や氷山に着想を得た、クールで静謐な雰囲気のオパールセント・シルバーのダイアルが目を引く角型ダイバーズの新色。メタライズ加工が施されたダイアルはマットな質感を持ち、光の当たり具合によって、その色合いを微妙に変化させる。自動巻き。ステンレススティール、ケースサイズ42mm、300m防水。49万5000円。

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ケースにブラックセラミックを採用した「BR 03-92 ダイバ
ー ブラック マット」(上/53万9000円)や、経年変化が楽しめるブロンズ製の「BR 03-92 ダイバー ブラウン ブロンズ」(下、世界限定999本/57万2000円)もラインナップ。



ケースバックをレギュラ
ーのBR 03-92より1mmも厚くするのみならず、2.85mm厚のサファイアクリスタルガラスや、ラバー製インサートを装備したねじ込み式リュウズの採用など、各部に徹底した防水設計が施されている。

25年の歳月を経てたどり着いた画期的な角型ダイバーズ

2017年に角型ダイバーズウォッチを完成させ、今年はその新色モデルとなる「BR 03-92 ダイバー ホワイト」を発表したベル&ロス。2005年発表の「BR 01」を機に、航空計器に着想を得た腕時計のイメージを確立させたが、一方ではダイバーズモデルの開発も早く、ブランド創設から3年後の1997年には、1万1100mもの防水性能を備えた「HYDROMAX」をリリースした。

初のダイバーズモデルにして突出した性能を示したにもかかわらず、その後、ベル&ロスは海洋の専門家を迎えてこのカテゴリーをさらに追求。2007年にトノー型ケースの「BR 02」を発売し、それから10年の歳月を経て誕生したのが、ベル&ロスを象徴するスクエアケースとラウンドダイアルのコンビネーションデザインを取り入れた「BR 03-92 ダイバー」だ。スクエアケースを採用しながら300mの防水性を実現するのみならず、視認性や耐久性も高め、プロ仕様のダイバーズウォッチ規格をクリアする性能を確保。ケースバリエーションの拡充に加え、氷海や氷山をイメージしたホワイトダイアルの新色も投入するなど、「BR 03-92 ダイバー」はそのラインナップに絶えず新風を吹き込み続けている。

ベル&ロスの詳しい情報はこちら!

問い合わせ=ベル&ロス 銀座ブティック Tel.03-6264-3989

文=竹石祐三 写真=近藤正一
(ENGINE8月号)

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