2022.08.12

CARS

質感を高めた大人のワゴンR登場 新グレード「カスタムZ」を追加

スズキがワゴンRの仕様変更を行った。最大のトピックは新シリーズ、「カスタムZ」の追加である。

キリッと精悍なフロント・マスク

カスタムZは従来の「FZ」系に代わるモデルで、エクステリアには標準仕様の「ワゴンR」やカスタム系の「ワゴンRスティングレー」とは異なる、横基調のヘッドライトとメッキ・グリル、台形の開口部を持つバンパーを組み合わせた専用のフロント・マスクが与えられえている。



マイルド・ハイブリッドを採用

インテリアは黒基調で、ダッシュボードやフロント・ドア・アームレストにブラウン・メタリックの専用加飾を採用して、質感向上を図った。パワートレインは動力補助機能付きの発電機(ISG)を持つマイルド・ハイブリッドで自然吸気とターボの2タイプ。出力はそれぞれ、自然吸気が49ps(エンジン)+2.6ps(モーター)、ターボが64ps+3.1psとなっている。

15インチ・アルミホイールやメッキ・ドア・ハンドル本革巻+シルバー・ステッチのステアリング・ホイールとシフト・ノブなどをセットにした「アップグレード・パッケージ」も専用設定する。



運転支援装置を中心に装備を充実

全車共通の変更点としては、夜間の歩行者も検知可能なデュアルカメラ・ブレーキ・サポート、オートエアコン、キーレス・プッシュスタート・システム、運転席シート・ヒーターを標準装備化。さらにエントリー・グレードの「FX」と福祉車両の昇降シート車を除く全車に、前席サイド・エアバッグとカーテン・エアバッグ、全車速追従機能付アクティブ・クルーズコントロール、車線逸脱抑制機能を標準装備した。また、スタンダードなワゴンRはフロントのグリルとバンパーのデザインを刷新している。

ボディ・カラーはワゴンRが10色、カスタムZが8色、スティングレーが6色を展開する。

価格は121万7700〜181万1700円となっている。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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