お値段はちょっと張りますが……　絶版となった先代ディフェンダーの再生モデルが登場

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古いランドローバーの純正部品の供給や修復、再生産などを手掛けるランドローバー・クラシックが先代ディフェンダーの再生モデルの第2弾となる「ディフェンダー・ワークスV8トロフィーII」を発表。2021年に販売した第1弾と同じく25台が限定生産される。

改良を加えて再度組み立て

使用するのは2012〜16年に生産されたモデルで、ベース・モデルを手作業で解体し、サスペンションやブレーキ、ステアリングに改良を施し、再度組み立てている。

専用アイテムを追加装着

エクステリアは基本的にベース・モデルのままだが、フロントのウインチ内蔵AフレームやLEDライト・バー、ロックスライダーやエクスペディション・エクステリア・ロールケージなど、本格オフローダー向けアイテムが装備される。またボディには、これまでランドローバーが挑んできた冒険の地23か所と、ランドローバー車のシルエットをデザイン化した迷彩パターンがカラーリングされる。ボディ・カラーはフジホワイトで、ルーフはナルヴィクブラック、ボンネットはサテンブラックとなる。

インテリアは、2トーンのレカロ製ウィンザーレザー・スポーツシートやトリムを採用。外装と同じく迷彩パターンを用いたエリオットブラウン製の時計や、ランドローバー・クラシック・インフォテインメントシステムを装着する。

エンジンは405ps/515Nmの5.0リッターV8ガソリンで、ZF製の8段ATを組み合わせる。

3つのボディ・タイプを用意

25台の内訳は、ショート・ボディの「90」とロング・ボディの「110」が10台ずつ、ディフェンダー・ワークスV8としては初ラインナップとなる「110ダブルキャブ・ピックアップ」が5台。購入者はオーナー向けオフロード・イベントの「ランドローバー・トロフィー・コンペティション」に参加することもできる。

英国での販売価格は「90」で22万5000ポンド（約3668万円）。なお2022年後半には、オーナーが所有するディフェンダーをワークスV8トロフィーII風に仕上げる純正アクセサリーの発売も予定されている。

文＝関耕一郎

（ENGINE WEBオリジナル）

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