2022.11.16

CARS

スバル・レックスが小型SUVとして30年ぶりに復活 トヨタ・ライズとダイハツ・ロッキーの兄弟車

スバル初の小型SUVが発表された。車名はレックス。「プレオ+」の前身となる軽自動車に用いられていたネーミングが30年ぶりに復活した。

前身はスバル主軸の軽自動車

軽自動車のレックスが登場したのは1972年。「スバル360」を始祖に持つリア・エンジン、リア駆動のRRモデルで、当初は360ccでスタートしたがのちに500cc、550ccへと排気量を拡大した。2代目以降は前輪駆動化。1986年に3代目が登場したが、1992年にフルモデルチェンジを迎えたのを機に「ヴィヴィオ」へと改名され、終焉を迎えていた。

初代

ロッキー&ライズの兄弟車

新型レックスはダイハツ・ロッキーのOEMモデルでトヨタ・ライズとも兄弟車となる。エクステリアの変更点はエンブレム程度に留まる。ボディ・カラーはエントリー・グレードの「G」がモノトーン7色、上位グレードの「Z」はこれに2トーンの2色を加えた9色展開。また、ドア・ハンドルが、Gはボディ同色、Zはメッキとなる。

インテリアについても変更箇所はバッジ程度。シートは赤いパイピングの装飾が施されたファブリックで、Zには前席シート・ヒーターと助手席シート・アンダートレイが装備される。パーキング・ブレーキはGが手動式、Zがオート・ブレーキホールド機能付きの電動式だ。



ハイブリッドは設定されず

パワートレインは1.2リッター直3自然吸気に7段マニュアルモード付きのCVTを組み合わせた前輪駆動のみ。ロッキーとライズにあるシリーズ・ハイブリッド・モデルは今のところ設定されていない。ステアリング・ホイール上のスイッチで、エンジンとCVTのプログラムを切り替え、スロットル操作に対するレスポンスを向上させることができる。ホイールはGが16インチ、Zが17インチだ。

運転支援装置の「スマートアシスト」は最新世代で、衝突被害軽減ブレーキや前後双方向の誤発進抑制、車線逸脱抑制、標識認識や先行車発進通知などの機能を採用。Zにはアクティブ・クルーズコントロールや死角の車両を検知するブラインドスポット・モニターとリア・クロストラフィック・アラートなどが追加される。

価格は182万〜217.11万円。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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