2022.11.21

CARS

押し出しの強さではアルファードに負けていない 2段ヘッドライトの新型BMW・X7が販売開始

BMWはマイナーチェンジで新しくなったフラッグシップSUV、「X7」の日本導入を開始した。

光るキドニー・グリルも採用

一番の変更点はフロント・マスク。新型7シリーズと同じ上下2段構成のヘッドライトとキドニー・グリルにLEDを仕込んだ「アイコニック・グロー」を採用することで大きなイメージチェンジが図られた。ボディ・サイズは全長5170×全幅2000×全高1835mmで、従来型より全長が5mm伸びた。



車両前方を映像化

インテリアでは12.3インチのメーターパネルと14.9インチのインフォテインメント用画面を一体化したカーブド・ディスプレイを導入。車両前方の映像をリアルタイムに映し出すAR機能も備わった。またシフト・レバーが廃止され、代わりにシフトパドルが全車に装備された。

サスペンションは自動セルフレベリング機構付きエア・スプリングと、電子制御のアダプティブ・ダンパーを標準装備。エア・スプリングへの気体の供給は4輪独立式で、積載状態や速度域を問わず車高を最適化する。また、アクティブ4輪操舵や自動調整式スタビライザー、アクティブロール制御も採用。ホイールは23インチをオプションで新規設定した。



M60iは530psの4.4リッターV8を搭載

ラインナップは、「xドライブ40d」と「M60i・xドライブ」で、パワートレインは、40dが340ps/700Nmの3.0リッター直6ディーゼル・ターボ、M60iが530ps/750Nmの4.4リッターV8ツインターボ。いずれも8段AT+4WDで、48V電源を用いた12ps/200Nmの電気モーターを備えたマイルド・ハイブリッドを搭載している。

40dは「エクセレンス」と「Mスポーツ」の2機種、M60iは単一グレードで、6人乗りと7人乗りを用意。日本向けの標準仕様は右ハンドルで、納車は12月以降となる予定だ。

価格は1339万〜1698万円。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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