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2022.12.21

LIFESTYLE

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気分はちょっとクラシック！ エティアムから大人の魅力を演出する新作ブリーフケースが登場！

小林尚史

エティアムの新作モデル、embraceシリーズ『サイドベルトブリーフ』。6万9300円（税込）。

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東京発のバッグブランド・エティアムが、新作のブリーフケース『サイドベルトブリーフ』をリリースした。優しいふくらみを帯びたジェンダーレスな雰囲気、そしてクラシックなディテール。ビジネスシーンだけでなく、ドライブのお供にもピッタリという万能ブリーフケースだ。


この『サイドベルトブリーフ』はエティアムの2022年春夏シーズンに登場した人気作、embrace（エンブレース）シリーズの『キャンバスかぶせトート L』から派生したモデルだ。いちばんの特徴はふっくらと丸みを帯びたボディ。「抱擁」という意味のシリーズ名「embrace」のとおり、まるで中の荷物を包み込むような、エティアムらしいジェンダーレスでやわらかな表情だ。

今作ではキャンバスではなくレザーで、ふっくらとしたやわらかさを表現。使用するレザーはエティアムの定番であるシュリンクレザー（牛革）だ。型押しではないナチュラルなシボの入った上質で肉厚なレザーを贅沢に使用し、職人の手による丁寧な仕立てにより、この独特な表情が生まれてくる。



正面下部のやわらかなデザインのいっぽうで、上部はオリジナルの金具やベルトというクラシックなディテールをあしらっている。このサイドベルトは開いた口を閉めるだけでなく、デザイン的にも全体を引き締めている。また、肩掛けできる『キャンバスかぶせトート L』の長いハンドルはなくなり、手持ち専用の仕様となっている。ジャケットやコートのシルエットを崩さないように、あえてストラップはつけない、という潔さも見逃せない。

やわらかなデザインとクラシックさをミックスする絶妙な匙加減。スーツスタイルにも週末のドライブにも連れていきたくなるデザインの妙がここにある。

◆ エティアムの詳しい情報はコチラ！ ◆

新作のベースとなった人気作
embrace『キャンバスかぶせトート L』

今回の新作『サイドベルトブリーフ』を見る前に、2022年春夏シーズンに登場したエティアムの人気作、embraceシリーズ『キャンバスかぶせトート L』をご覧いただきたい。



『キャンバスかぶせトート L』の特徴は、フロントからサイドまでを一枚のキャンバスで仕立てた、ふんわりと美しいシェイプ。“帆布の町”として知られる岡山県倉敷にて織られた撥水加工が施されたキャンバス素材で、水や中性洗剤で汚れを拭くこともでき、メンテナンス性にも優れている。H33×W45×D18cm。5万5000円（税込）。

大人の魅力を演出する凛とした表情。
embrace『サイドベルトブリーフ』



デザインのポイントはこれまでのエティアムにはなかったマグネット式のサイドベルトだ。このベルトを留めるのは、ブランドのアイコンである“エターナル・チャーム”とおなじ砂型技法で制作される真鍮製の金具。重厚感のある金具のクラシックな雰囲気が、大人の魅力を演出するのに一役買っている。写真のブラックのほか、ブリティッシュ・グリーン、ターコイズブルーという、3色展開。ベーシックな色だけの保守的なラインナップをしないのもエティアムらしい。サイズH28.5×W43×D13cm。6万9300円（税込）。

◆ エティアムの詳しい情報はコチラ！ ◆


embrace『サイドベルトブリーフ』
こだわりのディテールとは？

鞄は日々使用するアイテムだからこそ、ディテールにもこだわって選びたいもの。ここからはembrace『サイドベルトブリーフ』のディテールを見ていこう。


やわらかなデザインのポイントは、フロント部分を1枚革で仕立てているからこそ。ここに縫い目や縁があると、質実剛健な男らしいデザインとなる。


また、デザインのアクセントにもなっているサイドベルト。マグネット式となっており、口を大きく開いたときに外しやすく、ストレスなく広がるのがいい。


また、『サイドベルトブリーフ』の内装生地にはブランドの頭文字「E」をモチーフにしたオリジナルジャガードを使用。13インチのノートPCが収まるスリーブなど、ポケットが充実しているのも便利で使いやすい。


通勤時などに便利なのが、目立たないようさり気なく配置された背面のスリーブ・ポケット。スマートフォンなどを入れるのに最適なサイズだ。


問い合わせ＝エティアム蔵前　Tel.03-3864-2655　https://etiam.jp/

◆ エティアム 公式HP はコチラ！ ◆


文＝小林尚史　写真＝中村大輝（植野製作所）スタイリング＝土田拓郎

（ENGINE 2023年1月号）

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