2022.12.11

CARS

4WDでも300万円以下 スバルXVの後継車クロストレックの価格発表

スバルが2022年9月に世界初公開した新型クロストレックの日本仕様の詳細を発表した。

車名をクロストレックに統一

新型クロストレックはインプレッサをベースにSUV風に仕立てたXVの後継車で、今回のフルモデルチェンジを機に日本でも北米市場などで用いられていたクロストレックへと改名された。



SUVらしい精悍さを強調

エクステリアはボディを絞り込むことでフェンダーの張り出しを強調するとともに、クラッディング・パネルのエリアを拡大しタフな雰囲気を増強。前後ホイール・ハウス後方には走行安定性を高めるエア・アウトレットを設け、その排出口付近には整流効果のある表面加工を施した。

ボディ・サイズは全長4480×全幅1800×全高1580mm、ホイールベースは2670mm。従来のXVに対して全長は5mm短いが、全幅とホイールベースは同じ。最低地上高も同等の200mmを確保している。車両重量は前輪駆動車(FF)車が1540〜1580kg、4WD車が1590〜1620kgだ。



縦型の大型ディスプレイを採用

インテリアでは最新のスバル車に共通する11.6インチの縦型マルチインフォメーション・ディスプレイを採用。スバル初の「what3words」による目的地設定を採用するなど利便性向上も図られている。シートには骨盤を支える新しい構造を導入。シートレールの取り付け部からブラケットを廃して車体側へ直接固定することで車体の揺れが頭部へ伝わることを防止し、乗り心地を改善した。

パワートレインは2.0リッター直噴DOHCエンジンとモーターを組み合わせたe-ボクサーにベルト式CVTの「リニアトロニック」を組み合わせる。WLTC燃費はFF車が16.4km/リッター、4WD車が15.8km/リッターと発表されている。

クロストレック・リミテッド

2グレードを設定

日本仕様のグレードは「ツーリング」と上級仕様となる「リミテッド」の2タイプで、それぞれにFFと4WDを設定する。タイヤ・サイズはツーリングが225/60R17、リミテッドが225/55R18。ボディ・カラーは全グレードとも9色から選択できる。

価格はツーリングが266.2万円(FF)と288.2万円(4WD)、リミテッドが306.9万円(FF)と328.9万円(4WD)となっている。



文=関耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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