ずっと運転したいから、いつも道は遠回り！？　プジョー508SWに惚れ込んだ21歳大学生の原点は、デザインで選んだ208だった！【Z世代が心から叫ぶ「若者だって、クルマ好き！」その３】

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プジョーの味にぞっこんの21歳のMさんと508SW

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エンジン編集部の23歳のムラヤマの周りでは、クルマへの熱は高まるばかりだ。同年代のクルマ好きと話してわかったのは、「クルマ離れ」は、正確には「頑張って手が届く値段の、魅力的なクルマが減った」からそう見えるのだろうということだ。でも、離れてなんかいないんです！　まだまだ、Z世代の若者だってクルマ好き！　デザインに心を奪われて自分の愛車を選んだ20代のオーナーを紹介する今回の新企画。ホンダ・S660で夢を叶えた尾崎さん、アルファ・ロメオ・ブレラにゾッコンの大手さんに続くシリーズ最後は、プジョーの世界観に惚れ込んで、クルマ酔いすら克服してしまったR.M.さんです。◆S660モデューロXバージョンZを指名買い！　23歳、尾崎正和さんの記事はコチラ！

デザインで選んだプジョー208がクルマの世界を教えてくれた

プジョーを運転するまではクルマ酔いをしやすく、クルマは苦手だったというR.M.さん。今では移動は、プジョー以外考えられないという。

21歳のR.M.さんは、暗号通貨などの基盤技術であるブロックチェーンについて研究する大学3年生。日々の通学から休みのドライブまで、オールマイティにこなすプジョー508SWは、Mさんにとって人生2台目の愛車。5か月前までは、現行型のプジョー208に1年半乗っていたという。どうして208だったんですか？

「私の免許取得を機に、家族で1台増やすことになり、車種選びを私に任せてもらうことになったんです」

ひょんな事から手探りで始めたクルマ探し。それまではクルマのことをあまり知らなかったMさんにとって、見た目のデザインから探すのは必然だった。調べていくと、あまり街中では見かけない、個性的なデザインのクルマが目にとまったというMさん。気になったクルマは、そのほとんどがフランス車だったそうだ。

なかでもMさんの心に刺さったのはエリクサー・レッドのカラーをまとった208。内外装の雰囲気が気に入ったのに加えて、値段の割に、クオリティが高いと感じた。それに、せっかくなら他の人があまり乗っていないクルマに乗りたいと思い、初めての愛車に208を選んだ。

乗ってみた印象はどうでしたか？

「最高、の一言に尽きます。小さいクルマだけれど、高速道路でも安心感があって、パワーも必要十分だから遠出が楽なのも印象的でした」

Mさんはこう続けた。

「この走りはどのようにして作り上げられているのだろう、という興味が湧いてきました。調べていくと、想像を超えた幅広い技術の組み合せでクルマが出来ていることや、デザインがもたらす機能性について知って、こんなに奥深い世界があるのか！　と、クルマの世界にどんどん惚れ込んでいきました」

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