雑誌『エンジン』の大人気名物企画、「エンジン・ホット100ニューカー・ランキングス」では、42名のホット100選考委員の自動車評論家と編集部員のそれぞれが、編集部で作成した「現在日本で買える新車リスト」全338車種の中から、2022年の「今だからこそ買いたい」と考える20台に投票し、順位をつけた。
ここでは、選出されたクルマを価格帯別に分け、そのトップ10を公開。価格は最も安いグレードで集計しました。お金の使い方は人ぞれぞれ。みなさんの「この金額ならコレ買うな~!」なクルマもぜひ考えてください!
※集計時の本体価格は、2022年7月現在のものです。
第10位 シトロエンC4(E含む)
シトロエンC4カクタスとシトロエンGSをミックスさせたようなカタチは、この2台を乗り継いだ僕だけではなく、多くの人がシトロエンらしいと認めるはず。金属バネをベースにハイドロ風味を効かせた足も美味。まだ乗っていないガソリン車がベストチョイスかも。(森口将之さん)
第9位 ホンダ・ヴェゼル
より優雅なスタイルを纏った2代目グローバルSUV。全長4.3m台で全幅1.8mを切り、しかしリアにゆったり大人3人が乗れ、透き通った電動加速も楽しめ300万円以下スタートは安い! (小沢コージさん)
第8位 プジョー208(e-208含む)
80年代の傑作205の再来。フランス車のソフトな乗り心地を復活させたところがエライ! グローバリズムの見直しで、世界は再びカラフルに。(今尾直樹さん)
第7位 フィアット・パンダ
直観的に思わず選んでしまった痛快イタリアン・コンパクト・カー。ツインエア・エンジンのビートが最高。乗るなら絶対6段MTがおすすめ。(塩澤則浩さん)
第6位 日産サクラ
すでにバカ売れ。現代の技術レベルでも軽自動車のような街乗りグルマとBEV(バッテリーEV)の親和性が高い。今から考えると三菱i-MiEVは少し早すぎた? (佐野弘宗さん)
第5位 ルノー・トゥインゴ
パッケージや思想はどこか初代パンダや初代スマート的。インテンスのMTはさらに乗っても楽しいが、RHD(右ハンドル)ゆえ左足の置き場だけは難あり。(上田純一郎さん)
第4位 ミニ(コンバーチブル、JCW含む)
カスタマイズ・パーツが豊富で自分だけの一台に仕上げられる点はコンパクト・カーで他に類を見ない存在。お洒落度満点で懐の深い走りも満喫できる。(藤島知子さん)
第3位 トヨタGR 86
そんなにクルマの側で曲げなくてもいいよ、と思わないではないけれど、それも間違いなく刺激に繋がっていて、走らせていてとにかく楽しいし、勉強になるクルマ。その意味で「86」という名前、まさに相応しい。(島下泰久さん)
第2位 トヨタGRヤリス
今や世界的に希少な武闘派スポーツ・モデル。ノーマルで乗るよりお好みに応じた“改良”を加えたい。個人的にはラリー用タイヤを履いたグラベル仕様を好む。すでに納期1年以上。来年早々にオーダーして2024年の納車を計画中。(国沢光宏さん)
第1位 マツダ・ロードスター
先般登場した990Sの走りに、心底やられてしまいました。スポーツカーは足がソフトでロールが深いからこそ、運転は正確かつ繊細でなくてはならない! ロードスター990Sで、もう一度運転の練習がしたい! と真剣に思いました。(清水草一さん)
(ENGINE2022年9・10月号)
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