2023.01.17

CARS

スズキがジムニー5ドアに続き、全長4mを切るコンパクト・ボディの新型SUVをデリーで発表 

スズキは子会社である「マルチ・スズキ・インディア」を通じて新型SUVの「フロンクス」を発表した。

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インドのモーターショーでお披露目

インド・デリーで開幕した「オートエキスポ2023」に登場したフロンクスは、クーペ風のなだらかな弧を描くルーフ・ラインを持つSUV。ボディ・サイズは全長3995×全幅1765×全高1550mm、ホイールベースは2520mmで、現行エスクード(全長4175×全幅1775×全高1610mm、ホイールベース2500mm)よりもひと回り小さい。室内は内装の上質感とスペースを有効活用した快適な空間を追求。全方位モニターやヘッドアップディスプレイ、ワイヤレス充電器や後席エアコン送風口などを採用し、装備面の充実も図られている。



1.0と1.2リッター・エンジンを設定


エンジンは1.0リッター直3ガソリン直噴ターボ+マイルドハイブリッドと、 アイドリングストップシステムを備える1.2リッター直4ガソリン。トランスミッションは5段MTのほか、1.0リッターには6段AT、1.2リッターにはシングルクラッチ式自動MTの「AGS」を設定する。

ジムニー5ドアと合わせてインド国内で販売。これによりマルチ・スズキのSUVラインナップは4車種へ倍増する。ハッチバックや多目的車(MPV)にも地上高を引き上げたクロスオーバー的モデルを多数用意しており、SUVの拡大が見込まれるインド市場への対応を強化する。また、アフリカや中南米への輸出も予定している。

文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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