2023.01.21

CARS

オートキャンプのベース車としても使えそう ダイハツがハイゼット・トラックをカスタマイズ

ダイハツは「東京オートサロン2023」で、軽トラックの「ハイゼット」を用いたカスタマイズ・モデル、「ハイゼット・トラック・ジャンボ・エクステンド」を出展した。世界最小のモーターホームをコンセプトに、レースのサポートカーを想定した独創的な構造を採用した。

荷室が1m以上伸びる

拡大されたキャビンを持つ「ハイゼット・トラック・ジャンボ」の荷台にテールゲートを備えたパネルを装着。しかも、外側パネルは後方へ引き出せ、荷室を1m以上延長できるののだ。これが車名にエクステンドと名付けられているゆえんだ。



くつろぎのスペースとしても使える

赤い内張で覆われた荷室内はスペア・タイヤやスペア・パーツなどを余裕で積み込めるスペースを持つ。また、延長時に現れる両側に設置された外側へ跳ね上げ式の窓を開けることで換気や明かり取りもできるので、レースの合間の休憩スペースとしても利用できる。

グレー系のボディ・カラーと赤いセンターストライプの組み合わせは、同じく今回のオートサロン2023に出展された「コペン・クラブスポーツ」とお揃いだ。ホイールも同じデザインのレイズ製6スポークを履く。



レーシーなコクピット

インテリアはフルバケット・シートを装備し、シフト・レバーのアルミエクステンションを追加してレーシーな操作感を演出。ダッシュボードはトレイ部を赤くすることでアグレッシブなムードを高めている。

ノーマルでは窓になっているキャビン左側のクオーターウインドウ部分はアクセスしやすい消火器置き場となっており、サーキットでの実用性も高そう。商品化したらサンデーレーサーの絶大な支持を得られそうだ。



文=関 耕一郎 写真=宮門秀行

(ENGINE WEBオリジナル)

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