2023.02.10

CARS

エンジン編集部のちょっと古いカングー、ハンドルがブルブルして困ってます!【エンジン編集部の長期リポート37号車:ルノー・カングー(2007年型)#3】

エンジン編集部の長期リポート37号車のルノー・カングー。隣りのアヴァンタイムはモータージャーナリストの森口将之さんの愛車です。

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村上春樹事務所から戻ってきたエンジン編集部の長期リポート37号車、あっという間に距離が伸びて、12万キロを超えました。今回は、最近どうも気になっている足回りの不調についてリポートします。

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足まわりの振動に悩んでます!


37号車のカングーだが、導入から15年が経ち、走行距離も12万kmを超えたこともあり、あちこち気になるところが出てきている。外装の傷や小さな凹みも直したいと思っているが、もっかのところいちばんの悩みは足まわりからと思える不快な振動だ。

30、40キロくらいの速度からグワングワンと前輪がブレているような感触があり、ステアリングにも揺れが伝わってくるのだが、速度が上がるとおさまることもあったりと原因がよくわからない。ゴトゴト、カタカタと音も出ているし、まるで昭和の頃のタクシーのようなハンドルの遊びもある。

これはもう、しっとり系の乗り味が持ち味の本来のカングーでは考えられない状態だが、なんだか軟骨がすり減ってしまった関節みたいなフィーリングからして、ブッシュ関係のヘタリではないかと疑っている。初代カングーのパーツも新品はだんだん手に入らないものも出てきているという話も聞くので、さて、どうしたものかと思案中だ。

ヘッドライトユニットごと取り出して電球を交換。一苦労でした。

また、トラブルというほどのことでもないが、左側のヘッドライトが点かなくなったので、球切れだろうと自動車用品店で汎用品の電球を買って自分で交換したまではよかったが、なんと点かない! でもって、外してやり直そうしたところ、こんどはその電球が外れない。

仕方がないので車検や点検でお世話になっているルノー世田谷に行ってみたが、やっぱり外れない!! どうも止金が変なふうに食い込んでしまっているようで、狭い場所では工具も入らず、結局ヘッドライトをユニットごと外してようやく電球を取り出した。

電球を付け直して事なきを得たが、話はこれで終わらなかった。なんと付け直したはずの電球が3日もたたずにまたしても点かなくなって再びディーラー行きとなった。ルノー世田谷で常備していた電球に変えた後は今のところ問題なく点灯しているので大丈夫なようだが、ちょっと古いフランス車あるある(笑)である。次はいったい何が起こるのか。

文=塩澤則浩(ENGINE編集部)

■37号車 ルノー・カングー
RENAULT KANGOO
新車価格 214万円
導入時期 2007年8月
走行距離 12万1258km

(ENGINE2023年2・3月号)

◆エンジン編集部の長期リポート37号車、ルノー・カングーの連載一覧はコチラ

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