2023.02.19

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日本発信のいま注目すべき実力派ブランド! スイス在住の日本人時計師がついにデビュー! 世界の時計愛好家を魅了する希少本数の「ヨウスケ・セキグチ」

ヨウスケ・セキグチ プリムヴェール

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日本を代表する大手メーカーのほかにも、小規模ながら個性的な時計を作るブランドが存在する。共通するのは、決まり事に縛られずに、あくまでも自分たちが作りたい時計を作るという姿勢だろう。国内外の熱心なファンたちが求めるものも、他では得難いユニークなオリジナリティだ。そうした日本発信の、いま注目すべき実力派ブランドを紹介する。

スイス在住の日本人時計師がついにデビューを果たす

スイス時計産業の中心地のひとつ、ル・ロックルに在住する日本人時計師の関口陽介が自作の時計「プリムヴェール」を発表したのが2021年。以前は高度な複雑時計で有名なクリストフ・クラーレの工房に在籍し、トゥールビヨンの組み立てなどを担当していた実力者だ。「プリムヴェール」の特色は、懐中時計を思わせるクラシカルなデザインや、19世紀のヤーゲンセンに通じる特別な設計のムーブメント。日本での販売も始まったばかりだ。



グランフー・エナメルの格調高いダイアルやヤーゲンセンのスタイルを模した希少な手巻きムーブメントが通の愛好家を魅了する「プリムヴェール」。モデルは上の写真のローズゴールドと下の写真のステンレススティールの2種類。どちらも2022年度の生産本数は各5本。ケース直径39.5mm。ローズゴールド858万円、ステンレススティール779万9000円。



(ENGINE2022年11月号)

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