2023.02.22

CARS

日産マーチからトヨタ・ヤリスにベース車を変更 4代目に生まれ変わった新型光岡ビュート誕生

光岡自動車のカスタマイズ・モデルの中でも長い歴史を持つとともに、高い人気を誇るコンパクト・モデルのビュートがフルモデルチェンジ。その先行予約受付が開始された。

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初代は1993年に登場

ビュートは1993年に初代が登場し、光岡自動車を代表するモデルとなった。3代目までのベースとなった日産マーチが生産終了したことにある、30周年を迎えた今年、シリーズ4代目となる新型へ移行することになった。



新車名はビュート・ストーリー

車名が「ビュート・ストーリー」へと変更された新型はトヨタ車をベースに製作される。ベース車の車種は明示されていないが、キャビンやボディサイドの形状などからヤリスであることは明らかだ。

エクステリアはひと目で光岡であることがわかる特徴的なデザインを採る。丸型ヘッドライトやハート型グリルを備えるフロントまわりやエンジンフード形状は歴代ビュートのイメージを継承。テールライトは丸型となり、前後にはメッキ・バンパー、サイドにはメッキ・モールが備わる。



5ドア・ハッチバックに変更

ボディ・3サイズは全長4090mm×全幅1695mm×全高1500(4WDは1515)mm。これまでビュートは3ボックスのセダン・スタイルを基本にしてきたが、ビュート・ストーリーは先代に設定されていたビュートなでしこと同じ5ドア・ハッチバックとなる。

インテリアは基本的にヤリスのデザインを踏襲している。ダッシュボードとドア・トリム、シートは光岡オリジナルのカラー・コーディネイトが図られている。メーター・パネルはヤリスのXグレードと同じアナログ・タイプとなる。



ハイブリッドや4WDも選べる

エンジンは1.0リッターと1.5リッターの直3ガソリン、1.5リッター直3ハイブリッドを設定。1.0リッターはFF+ベルト駆動式のCVT(無段変速機)のみ、1.5リッターは前輪駆動(FF)が6段MTとCVT、4WDがCVT、ハイブリッドはFFと電気式4WDが選択できる。

予約は全国の直営販売店と販売特約店にて実施中で、正式発表と発売は秋の予定だ。

価格は308万〜429万円となっている。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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