アルピーヌA110のコスプレ路線第2弾　今度はタイトルを決めた1973年のサンレモ仕様

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アルピーヌA110に限定モデル「A110サンレモ73」が発表された。2022年登場し、好評を博した150台限定の「A110ツール・ド・コルス75」に続く、初代A110の協議車両をモチーフとした限定車で、200台限定で販売される。

鮮やかな水色のボディ

1973年に始まった世界ラリー選手権（WRC）でアルピーヌとしてはもちろんのことWRC初の製造者タイトル獲得を決めたサンレモ・ラリーの参戦マシンをイメージしたモデル。ボディ・カラーは新色のオリジナルキャディブルーで、ルーフのサイド部をブラック塗装、パネル部にはレッドカーボンを使用。ボンネットやドア、リア・バンパーにはラリーカーに描かれていたカラーリングをモチーフにしたストライプが入る。

インテリアにも専用アイテム

ヘッドライトのハウジングはブラックで、白い18インチ・ホイールとアンスラサイトのブレンボ製ブレーキ・キャリパーが装着される。またエンブレムやロゴはブラックとなっている。アクティブ・スポーツエグゾーストも標準装備だ。

インテリアはダッシュボードやセンターコンソール、シートなど広範囲がマイクロファイバーで覆われ、グレーのステッチが入る。ドア・パネルには外装と同様のストライプが入り、レース用6点ハーネスに対応するサベルト製のフルバケット・シートには73年のワールドチャンピオンを意味する刺繍が施されている。

シリアル・ナンバー入り

助手席の足元にはレーシーなアルミのフットレストを装着。センターコンソール下部にはシリアル・ナンバー入りプレートが設置される。フォーカル製オーディオ・システムやテレメトリクス・システムも装備している。

欧州市場での価格は8万9000ユーロ（約1255万円）。日本導入も決定しており、時期や価格などの詳細は後日公開される。