2023.05.20

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モデル誕生から30周年! シュワルツェネッガーやシューマッハが愛用したオーデマ ピゲの「ロイヤル オーク」のアニバーサリー・モデル!!

ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ

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数ある工業製品の中でも、時計はクルマと並んで過去の名作のデザインが新作に反映されることが多い存在だ。その典型的な例がアニバーサリーモデル。誕生から改良を重ねたモデルにオリジナルの要素を取り入れた限定仕様や復刻版は、その時計の歴史を感じる記念碑とも言える存在だろう。今年はそんなアニバーサリー・イヤーを祝う力作が目白押しだ。いずれも特別な仕様が施された希少なモデルだけに、時計愛好家ならずとも目が離せない!

オーデマ ピゲといえば「ロイヤル オーク」、モデル誕生から30周年!


ラグジュアリースポーツウォッチの先駆者「ロイヤル オーク」の誕生から21年を経た1993年、その基本デザインを踏襲して誕生したデカ厚ウォッチが「ロイヤル オーク オフショア」だ。1972年のオリジナルをデザインしたジェラルド・ジェンタさえ“ロイヤル オークにステロイドを打った”“ビースト”と評したほどパワフルで大胆な姿が驚嘆とともに絶賛を浴び、俳優のシュワルツェネッガーやF1レーサーのシューマッハが愛用したことでもまた有名になった。そして誕生から30周年を迎えた今年注目の新作は、セラミックを採用する2つのクロノグラフ。イエローゴールドとブラックセラミックを組み合わせた存在感あふれるモデルと、コレクションでは初となるケースからブレスレットまですべてがブラックセラミックのモデルである。セラミック素材の効果によって、スポーティでタフなイメージの「オフショア」がどこかドレッシーでエレガントに見えるのは新鮮な発見だ。



写真は、ステンレススティール×ブラックセラミックに続き、イエローゴールドをブラックセラミックに初めて組み合わせた新作の「ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ」。そのコントラストがクロノグラフに一段と洗練された表情を醸す。ムーブメントは約70時間パワーリザーブとフライバッククロノグラフ機能を装備する最新の自動巻きキャリバー4401。ケース直径43mm、100m防水。価格は748万円。

ロイヤル オーク オフショア/ケースとブレスレットがすべてブラックセラミックは「ロイヤル オーク オフショア」コレクションでは初。約70時間パワーリザーブとフライバッククロノグラフ機能を装備する自動巻きキャリバー4404搭載。ケース直径42mm、100m防水。1045万円。

また、ケースとブレスレットがすべてブラックセラミックのモデルは、「ロイヤル オーク オフショア」コレクションでは初。約70時間パワーリザーブとフライバッククロノグラフ機能を装備する自動巻きキャリバー4404搭載。ケース直径42mm、100m防水。価格は1045万円。

文=菅原茂


(ENGINE2023年5月号)

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