2023.04.21

CARS

DS 7がマイナーチェンジと同時に改名 アバンギャルドなデザインに磨きを掛ける

DSオートモービルが2022年夏に欧州で発表した、DS7クロスバックのマイナーチェンジ・モデルを日本市場へ導入した。なお、新型から車名を「DS 7」に変更している。

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新デザインのデイタイム・ライトを採用

エクステリアはフロント・マスクに「ライトヴェール」と呼ばれる新デザインのデイタイム・ライトを採用。33個のLEDを用いる5本のイルミネーションは以前発表されたDSのコンセプト・カー、「DSエアロ・スポーツ・ラウンジ」や「DS X E-テンス」から着想を得たデザインだ。スリムになったピクセルLEDビジョン3.0ヘッドライトは左右にそれぞれ84個のLEDを備え、より緻密な配光を実現したという。フロント・グリルはダイヤモンドをモチーフとしたパーツを用いる新形状となっている。



さらに煌びやかになったテールライト

リアはダイヤモンドカットのテールライトを採用。また、従来は「CROSSBACK」だったリア・ガーニッシュのレタリングは車名変更に伴い「DS AUTOMOBILES」へと変更されている。

インテリアはダッシュボードとドア・パネルに、パールトップ・ステッチとライトヴェールを思わせるドレープ処理が施されたナッパ・レザーを新たに導入。シートもナッパ・レザー張りで、一枚革をウォッチストラップ・デザインに加工している。インフォテインメントは音声とジェスチャーでの操作が可能な新システムで、ディスプレイを従来の8インチから12インチへ拡大。オーディオは出力を515Wから690Wへ引き上げている。



ディーゼルを廃止

パワートレインはプラグイン・ハイブリッド(PHEV)とガソリンの2種類を設定。なお、従来型には用意されていたディーゼル・エンジンはラインナップ落ちしている。

PHEVの「E-テンス4×4」は200ps/300Nmの1.6リッター直4ガソリン・ターボと8段ATにフロント110ps、リア113psのモーターを採用し4輪を駆動する。システム合計出力は300ps/520Nmで、WLTCモード測定で56kmのEV走行も可能だ。駆動用バッテリーの容量は13.2kWh。200V/6kW普通充電器を用い、約2.5時間でフルチャージできる。

エンジン車はPHEVと同形式で225ps/300Nmを発生する1.6リッター直4ガソリン・ターボのピュアテックを搭載。こちらは8段ATを介し、前輪を駆動する。2機種ともグレードは装備の充実した上級仕様の「オペラ」のみとなる。

価格は、ガソリンが689.8万円、PHEVが799万円となっている。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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