生産終了間近のアウディTTに最後を飾る特別な限定車の第1弾が登場

関耕一郎

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アウディは前輪駆動クーペ「TT」の特別仕様車、「TTSクーペ・メモリアルエディション」を発売した。1998年に初代が発売され、すでに現行型での終焉が発表されているTTの生産終了を迎えるにあたって設定される記念モデルの第1弾だ。

ベースはクーペ・ボディのTTS

ベースとなるのは320ps/400Nmの2.0リッター直４ターボを積むTTSクーペ。変速機はデュアルクラッチ式7段自動MT（DCT）のSトロニックで、4輪駆動のクワトロを採用している。

ブロンズカラーがアクセント

エクステリアはアウディ・リングスを象ったブロンズカラーのデカールを装着。255/30R20タイヤを組み合わせたマットブロンズカラーにダイヤモンドカットを施したアウディ・スポーツ製20インチホイールを履く。

インテリアではスポーツ・シートにダイヤモンドパターンのファインナッパレザーを採用。ブロンズカラーのステッチとパンドグレーのパイピングが入っている。ドア・アームレストとセンターコンソールはレザー張りだ。

限定100台

さらに、シート・サイドやセンターコンソールのブロンズペイント加飾や、ドリフトアンスラサイトのデコラティブ・パネルを追加。また、クルーズコントロールや12スピーカーのバング＆オルフセンサウンド・システム、プライバシー・ガラスなども特別装着されている。

ボディ・カラーは、グレイシアホワイトメタリック、ミトスブラックメタリック、クロノスグレーメタリックの3色で、計100台が販売される。

価格は927万円。