2023.05.18

CARS

残りあと1年となったベントレーのW12モデルに限定車「スピードエディション12」が登場

ベントレーがSUVの「ベンテイガ」、セダンの「フライングスパー」、クーペとコンバーチブルの2種類の「コンチネンタルGT」の4モデルに、限定車の「スピードエディション12」を本国で設定した。2024年4月に生産を終了するW型12気筒エンジンを称賛した特別仕様車だ。

累計生産は10万基以上

2003年に初代コンチネンタルGTに搭載されて初登場した6.0リッターW12ツインターボ。生産はイングランド・クルーの本社ファクトリーにおいて、手作業で組み立てられる。累計生産台数は10万基以上を誇る。



ベース・モデルは「スピード」

今回の限定モデルは、ベンテイガ、フライングスパー、コンチネンタルGTのクーペとコンバーチブルに設定されるスポーツ・モデルの「スピード」がベース。W12は最高出力659ps/5000-6000rpm、最大トルク900Nm/1500-5000rpmを発生するユニットを搭載する。エンジン・カバーにはシリアル・ナンバー入りのプレートが設置される。

エクステリアは専用色のシルバーで塗装されたブレーキ・キャリパーと、「エディション12」のバッジを採用。ホイールや各部の加飾はブラック仕上げで、セルフレベリング・ホイール・バッジを装着する。ボディ・カラーには新色のオパライトをオプションで設定。明るいグレーグリーンで光を受けるとかすかな銅色の輝きを放つ。



記念品にエンジンのスケール・モデルを贈呈

インテリアは黒基調で、ブルーもしくはレッド、リネン、オレンジのアクセントを入れることも可能。シートにはシルバーのパイピングとエディション12の刺繍が入り、上部はキルティング加工とグラデーション・ステッチが施される。助手席の前には車名とエンジンの点火順を示す数字が記されている。

購入者にはW12のエンジン・ブロックの15%スケール・モデルが記念品として贈呈される。生産台数は4車種それぞれ120台だ。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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