2023.05.22

CARS

トヨタ、ダイハツ、スズキがEV軽商用バンを共同開発 ホンダとのガチンコ勝負を挑む

トヨタとダイハツ、スズキは、共同開発した電気自動車=バッテリーEV(BEV)の商用軽バンのプロトタイプを発表。G7広島サミットに合わせて日本自動車工業会が実施した、自動車業界のカーボンニュートラル達成に向けた取り組みを紹介する展示イベントで初公開した。

2023年度内に導入予定

スズキとダイハツが持つ小さなクルマづくりのノウハウと、トヨタの電動化技術を融合したこの車両はダイハツが生産を担当。一充電あたりの航続距離は200km程度となる見込みだ。配送業者などのニーズを満たすべく開発が進行中で、各社が2023年度内の導入を予定している。



カーボンニュートラルの実現を目指す

イベントでは「ダイハツ・ハイゼット・カーゴ」版を展示。スズキは「エブリイ」、トヨタは「ピクシス・バン」のBEV版として販売する予定となっている。3社はこの取り組みをはじめ、実用的でサステナブルな移動手段を今後も模索することで、カーボンニュートラルの実現を目指すという。

また今回の企画展には、3社といすゞが出資するコマーシャル・ジャパン・パートナーシップ・テクノロジーズも参加。物流の最終拠点からユーザーへ荷物を届ける、いわゆるラスト・ワンマイル輸送の効率化を果たすのに最適な仕様を追求したという。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement