2023.05.30

CARS

EVを止め、ディーゼル1本に DS 3のマイナーチェンジ・モデルが日本に登場

DSは2022年9月に本国で発表したBセグメント・サイズSUV、「DS 3クロスバック」のマイナーチェンジ・モデルの日本での販売を開始した。

新しいDSフェイスを採用

本国仕様と同じ様に車名を「クロスバック」が付かない「DS 3」へと変更したニューモデル。エクステリアは上位の「DS 」7が採用した縦長のデイタイム・ライトを導入。さらにフロント・グリルやフロント・バンパーのデザインを一新している。また、以前はクロームを用いていた装飾の一部をグロスブラックに変更することで、ダイナミックさと引き締まった印象の強化を図った。



装備を充実

特徴的なデザインを持つヘッドライトは照射範囲を自動制御する「マトリクスLEDビジョン」を標準装備。ホイールは18インチで、切削加工とブラック塗装を組み合わせることで華やかさと精悍さの両立を目指したデザインとしている。リアはガーニッシュ部分のデザインを変更。従来は「CROSSBACK」だったセンターのレタリングを車名変更に伴い「DS AUTOMOBILES」とした。

また、インテリアではインフォテインメント・システムをコネクテッド機能を備えた最新仕様の「DS IRIS」システムとし、ディスプレイを従来の7インチから10.3インチへ拡大するなど装備の充実を図った。トラフィック情報の入手が可能なナビゲーションのほかに、目的地設定やエアコン温度設定、電話発着信などを行える日本語対応の音声操作機能を装備する。シートやダッシュボード、ドア・パネルにはナッパレザーを使用している。



130psの1.5リッター・ディーゼルのみ

パワートレインは1.2リッター直3ガソリン・ターボと電気自動車のE-テンスがランナップから外れ、130ps/300Nmの1.5リッター直ディーゼルターボ+8段ATのみとなった。WLTCモードで21km/リッターの低燃費を達成し、エコカー減税と環境性能割の税制優遇対象になっている。

モノグレード設定で、ボディ・カラーはブランバンキーズとクリスタルパールに、新色のグリラケとルージュディーバを加えた4色を用意した。

価格は509万円となっている。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement