2023.06.30

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シューマッハも惚れ込んだ「オーデマ ピゲ ロイヤル オーク」の新作! ブラックセラミックの新バージョンは世界100本限定【2023年、推しの1本はこれだ!】

『ENGINE』8月号では「2023年、推しの1本はこれだ!」をテーマに時計を大特集(前篇)。編集部が信頼する時計ジャーナリストと目利きたちでエンジン時計委員会を結成し、時計好きとしての原点に立ち戻り、2023年のイチオシの時計について、その熱い想いを打ち明けてもらった。

今回はオーデマ ピゲから、2021年に登場した新世代ムーブメントをブラックセラミックで表現した新バージョン、「ロイヤル オーク オフショア フライング トゥールビヨン クロノグラフ」を紹介する。

セレブの夢が詰まっている 

松尾健太郎(「THE RAKE JAPAN」編集長)

ロイヤル オーク オフショアはセレブの時計である。シュワルツェネッガー、モハメド・アリなど多くの有名人に愛されてきた。中でも元F1ドライバー、ミハエル・シューマッハはロイヤル オークに惚れ込んだあまり、自らのスペシャルモデルを作ろうともちかけた。プロジェクトは2010年頃からスタートしたが、「機械式で連続したラップタイムを測る」というリクエストを実現するのはオーデマ ピゲの技術力をもってしても難しかった。

そして2013年、シューマッハはスキー事故により昏睡状態に陥ってしまうのだ。ようやく時計が完成した2015年、その1本は確かに本人に届けられたという。ロイヤル オークには、セレブたちの夢が詰まっている気がするのだ。

30年目の次なる一手 
柴田 充(時計ライター)


クラウンのフルモデルチェンジはどうやら奏功しているようだが、ブランドの屋台骨になってきた看板商品を超えるには、ドラスティックな変革が必要となる。1970年代に高級時計に“ラグジュアリースポーツ”のジャンルを打ち立てたオーデマ ピゲのロイヤル オークも例外ではなかった。

20年を経て新たに加わったロイヤル オーク オフショアは、エレガントな薄型に対し、デカ厚という対照的な個性を同じデザインコンセプトに載せることで、互いを補完し相乗効果を上げた。誕生30年を迎え、かつては過剰に感じたデザインも違和感なく、改良を重ねた快適な装着感もお気に入りだ。フライングトゥールビヨン搭載でより先鋭化し、次なる一手さえも予感させるのだ。


つけて街に出るべし 
本間恵子(ジュエリー&時計ジャーナリスト)


数が少ない×みんなが欲しがる=稀少価値アップ、というシンプルな図式を見事に実証してみせたオーデマ ピゲ。推す立場としては、日本の店頭に並ぶのかどうかが気になるが、それはさておき。堅牢な印象のこの新作は、普段づかいができるフライングトゥールビヨンだ。

一昔前、フライングトゥールビヨンといえば、特別な日にだけつける繊細な美術工芸品のような存在だった。一方、多層構造のムーブメントそのものをデザインとして見せるこのモデルは、フライバッククロノグラフの機構を組み込みながらも、スポーティなライフスタイルを想定して設計されている。気負わずにつけて街に出て「え?」と手元を二度見される瞬間は、この上なく爽快なはずだ。


オーデマ ピゲ/
ロイヤル オーク オフショア
フライング トゥールビヨン クロノグラフ

2021年に登場した新世代ムーブメントをオーデマ ピゲが得意とするブラックセラミックで表現した新バージョン。直径43mmのケースをはじめ、ベゼル、ケースバック、クロノグラフのプッシュボタン、リュウズなどにブラックセラミックを用い、ダイアルや交換可能なラバーストラップに取り入れられたグリーンがスポーティな表情を強調する。自動巻き。トゥールビヨンおよびクロノグラフ機能搭載。100m防水。世界100本限定。価格要問合せ。

問い合わせ=オーデマ ピゲ ジャパン Tel.03-6830-0000

(ENGINE2023年8月号)

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