2023.07.01

CARS

新型も実用性を軽視せず 早くも6代目メルセデス・ベンツEクラスにワゴン登場

今年5月に発表された新型メルセデス・ベンツEクラスにワゴン・ボディのエステートが早くも追加された。

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しっかり伸びたルーフ

エクステリアは歴代モデル同様、セダンをベースにボディ後半部分をワゴン・スタイルに変更。サイド・ウインドウの上部ラインはアーチを描くが、ルーフ自体はさほどリア下がりになることなく荷室後半付近まで伸び、リア・ウインドウも立ち気味のデザイン。居住性や積載能力の高さを予感させるフォルムとなっている。



セダンと同じ凛々しい顔つき

エンジン縦置きレイアウトらしい長いボンネットやEQモデルを思わせる黒いパネルを配置したグリルなどフロントまわりの意匠は基本的にセダンのまま。前面投影面積はわずかに拡大しているが、0.26の空気効力係数(Cd値)は先代の後期型より0.01向上している。

テールライトはセダンと同じようなスリーポインテッドスターをモチーフにしたもの。テールゲートは開口部が広くスクエアな形状で、カギのほか、運転席ドアやテールゲート・ハンドルに設置されたスイッチで自動開閉できる。また、リア・サスペンションは単気室式エア・スプリングを全車に標準装備している。



全長とホイールベースはセダンと変わらず

ボディ・サイズは全長×全幅×全高=4949×1880×1469mmで、先代より若干拡大。ホイールベースは+22mmの2961mm。セダンと比べると、先代のワゴンは全長が10mm長かったが、新型は全高が1mm高いのみでほぼ同値だ。

ボディ・サイズとともに室内空間も先代より拡大。前席は頭上、膝前ともに1mmのみ広くなっただけだが、後席の膝まわりは15mm伸びた。肘まわりのスペースは前席が10mm、後席が25mm拡がっている。



ガソリン、ディーゼル、PHEVともすべて2.0リッター

荷室容量は、マイルド・ハイブリッド(MHEV)が615〜1830リッター、プラグイン・ハイブリッド(PHEV)が460〜1675リッター。先代比で通常時は20リッター程度小さくなったが、最大時は逆に10リッター以上増加している。フロアは開口部までフラットで積み下ろしがしやすい設計だ。ラゲッジ・カバーと分割ネットは標準装備で、巻き取り式の2ピース・タイプとなっている。

発売時のパワートレインは3種類で、まずはマイルドハイブリッドを2機種、PHEVを1機種、それぞれ設定する。エンジンはすべて2.0リッター・ターボで、ガソリンは204ps/320Nmの「E200」、ディーゼルは197ps/440Nmの「E220d」で、どちらも23ps/205NmのISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)を備えるMHEVだ。

「300e」のPHEVは204ps/320Nmのガソリン・エンジンに129ps/440Nmのモーターを組み合わせる。システム総合出力は313ps/550Nmで、EV走行では最高速度が140km/h、航続距離はWLTP値で95〜113kmとなる。

欧州市場では、秋頃に発売される予定だ。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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