2023.07.07

CARS

メルセデスAMG専用モデル、GT4ドア・クーペの最速・最強モデル、GT63 S 4マチック+が復活

メルセデスAMG専用モデル、GT4ドア・クーペの最速・最強モデル、GT63 S 4マチック+が復活 

advertisement


再び3グレード体系を構築

メルセデスAMG専用モデル、「GT4ドア・クーペ」に最速・最強のトップ・モデル、「GT63 S 4マチック+(プラス)」が追加された。



フェイスリフト版を初導入

2022年のフェイスリフト時に一旦ラインナップから落ちたGT63。限定車で導入されたことはあるものの、最速・最強モデルの最新版が通常販売されるのは今回が初めてだ。



ダンパーを改良し、走行性能を向上

従来のGT63に対して主な改良点は、AMGライドコントロール+エア・サスペンション。ダンパーの外側にリバウンドとコンプレッションのそれぞれの減衰に対応するふたつの圧力制御バルブを追加することで伸びと縮みの個別制御が可能となった。これにより、減衰力の最小値と最大値の差が広がることでマップ・デザインの柔軟性が高まり、快適性とスポーティな走りとの両立が実現されたという。

さらに、インフォテインメントシステムにはジェスチャー操作が可能なMBUXインテリア・アシスタントを採用。Vサインで好みの機能のショートカットを表示したり、ルームミラー下や助手席上方へ手を伸ばしてライトの点灯や消灯を行ったりできるようになった。また、ARナビゲーションも標準装備となった。AMGパフォーマンス・ステアリング・ホイールも最新世代に進化。運転に集中しながらでも操作しやすいAMGドライブコントロールスイッチが配置されている。



内外装に新色を追加

内外装にはカスタマイズ・プログラムであるマヌファクトゥーア仕様の新色を設定。ボディ・カラーにはソリッドのイエローストーンのほかにルビーライトレッド、オリーブ、コートダジュールライトブルーのメタリック3色が加わり、インテリアにはシエナブラウン、クラシックレッド、ネバグレー、ディープホワイトのそれぞれにブラックを組み合わせた4パターンが追加された。

エンジンは4.0リッターV8の「M177」ユニットで、最高出力は639ps、最大トルクは900Nmを発生。数値は従来モデルと変わらない。トランスミッションは湿式多板クラッチを用いる9段ATで、駆動方式は4WDを採用する。ハンドル位置は左のみだ。

価格は2850万円となっている。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement

advertisement

PICK UP

advertisement