2023.10.11

CARS

「還暦オヤジのリアルなクルマ選び」 エンジンHOT100委員がいま本当に欲しいクルマ20台を選んだ! 還暦編集部員、塩澤則浩の第1位は?

10位 ランドローバー・ディフェンダー(90、110、130含む)

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90に2日間試乗して惚れました。素晴らしい乗り心地とショートボディならではのハンドリングの良さが魅力。600万円台から買えるのも魅力。

9位 フィアット・パンダ


毎年思わず選んでしまう痛快イタリアン・コンパクト。買うなら4×4のMTなんだけど、現在はカタログ落ち。限定車での復活を期待してます。

8位 ルノー・トゥインゴ


リア・エンジン、リア駆動のコンパクトカーだなんて、それだけで嬉しくなる。残念ながら次はEV、買えるのは在庫限りか。欲しいのはMT。

7位 トヨタGR86


2.4リッターになって、性能も値段も上がってしまったので、順位を3つ下げた。でも、レースもラリーも楽しめるFRスポーツは稀有な存在。

6位 ルノー・メガーヌR.S.


鈴鹿サーキットで開発ドライバー、ウルゴン氏の横に乗り、市販車がそのまま競技車両になることを実感。FF車の頂点に君臨する名車。こちらも内燃エンジン車はこれが最後か。

5位 トヨタGRヤリス


モータースポーツ用の3気筒テンロク・ユニット。これだけでも涙モノ。あと高性能4WDシステムも。採算度外視のトヨタの姿勢に拍手。ぜひつくり続けていただきたい。

4位 アウディTT/TTSクーペ


現行モデルで終了。新車で手に入れる最後のチャンス。こんなにコンパクトな4WDスポーツは稀有な存在。GRヤリスよりカッコはこっちの方がいい(笑)。

3位 マツダ・ロードスター(RF含む)


2022年の6位から大躍進。小さくて軽くて、なおかつコストパフォーマンスも優れる、もっかのところフェラーリもランボルギーニも敵わない世界一コスト"エモーション"に優れたスポーツカー。性能を落としてまで軽量化にこだわって先祖返りしたのが大正解。老若男女、誰もが楽しめるところが素晴らしい。

2位 ケータハム・セブン(170、480含む)


2022年の5位からジャンプアップ。マイホット20で人気急上昇中。こんなにプリミティブで刺激的なスポーツカーはほかにない。まるで公道がサーキットなるような感覚がすごい。エンジンの振動も最高。還暦オヤジのカンフル剤に最適。存在していてくれてありがとうと言いたい!

1位 アルピーヌA110(GT、S、R含む)


登場してからずっと1位に選び続けている。A110に代わるスポーツカーは今年も現れなかった。だんだん高性能化しているのが気になるが、こんなに気負うことなく楽しめるクルマはない。EV化が決まっているので、エンジン車はこの一代限り。新車で買えるのもあとわずかだ。

文=塩澤則浩

◆2023年エンジンHOT100 モータージャーナリスト41人の「マイHOT20」のランキングを大公開!


(ENGINE2023年9・10月号)

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