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2023.09.26

CARS

「プロサングエを抑えて1位になるとは！」　自動車評論家がいま本当に欲しいクルマはこれ！　島崎七生人が選んだマイホット20とは？

島崎七生人

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2023年版エンジンHT100ニューカー・ランキングス！　自動車評論家41人がもう一度自分の本音と正直に向き合い、"愛"と"欲望"でいま本当に欲しいクルマ20台を選んだ！　いまクルマ選びはいったい何が正解なのか？　どんなクルマがいいのか？　満足が得られるクルマはどれか？　自動車大変革期のいま、41人の自動車のプロたちが欲しいと思ったクルマを公表します！　自動車評論家の島崎七生人さんが選んだマイホット20の1位は？

20台持ちだったら

実体験で経験済みなのは最大2台持ちまで（+αでその時々の広報車を1、2台預かっていたりも）。そういう条件下では、朝起きて「さて、きょうはどちらで出かけるか？」と考えたりしたもの。そこで今回は“20台持ち”を想定してみた。もちろん自分で持つからには、どのクルマへも等しく愛情を注ぐことができ、かつ現実的であることが前提。

20位　アウディTT／TTSクーペ


初代登場から25年。いよいよ姿を消す......と聞くと改めて愛おしく思えてきた。何にも似ていない唯一無二の存在なのがよかった。

19位　ホンダ・ヴェゼル


トレンドど真ん中のSUVだが、白いプレーンなカットソーを着て過ごすような気負わなさ、心地よさで愛用できるに違いないクルマ。

18位　マツダ・ロードスター（RF含む）


古い話ながら、初代の元オーナーとしては、2シーターオープンで何か1台となると、やはりこのクルマは未だに外せない。

17位　フォルクスワーゲン・ゴルフ（GTI、R含む）


8世代目となる現行モデルだが、あくまでも初代からのコンセプトを貫く安心感は貴重。サイズ、実用性などオールマイティの実力。

16位　BMWアルピナB5&B5GT（リムジン、ツーリング）／D5S（リムジン）


D5 Sの上品なパワーフィールと乗り味は秀逸。旧来形状のホスマイスターキンクとキドニーグリルが残る貴重な1台でもある。

15位　ボルボV90（クロスカントリー、PHEV含む）


同社最上級車種だから当然とはいえ、神経が逆撫でされない乗り味、身のこなしは、いつ乗っても本当に癒される、実にいいクルマ。

14位　三菱デリカミニ


別に"デリ丸。"に惹かれたからだけではないが、今、気軽に使いこなせる軽自動車でどれか1台......と考えた時の第一候補。

13位　メルセデス・ベンツSクラス（マイバッハ含む）


自己所有の機会は生涯ないとは思うが、運転しても後席に身を委ねても実感する、極上のなめらかさ、快適性は上級サルーンの見本。

12位　ミニ・クラブマン（JCW含む）


リアの"スプリット・ドア"は電動でも開閉するが、通常のハネ上げ式ドアとはひと味違う所作を味わうのがこのクルマの愉しみ。

11位　マツダMX-30（EV含む）


R-EVは未試乗ながら、体重15kgの我が家のシュン(柴犬・♂・1歳半)の乗せ降ろしにフリースタイルドアはこの上なく重宝する。

10位　ポルシェ・タイカン&タイカン・クロスツーリスモ（4、4S、GTS、ターボ含む）


何であってもポルシェはポルシェ。剛性感の塊のような走りはタイカンでも共通。運転席まわりの奇異じゃない安心感のあるデザインもいい。

9位　プジョー3008


今ときのSUVの中では、ちょっと人様と違ったオーラをさり気なく発するスタイルに魅力を感じる。レバー式セレクターも馴染める。

8位　DS 4（eテンス含む）


なんか、いいのである。スイッチひとつにもいちいちこだわったデザイン、世界観は、乗ればその都度、非日常感覚を味わわせてくれる。

7位　アウディQ4eトロン（スポーツバック含む）


とくにスポーツバックの小気味いいスタイルはチャーミング。VW ID.4の大らかさとは異なる、キレのいい走りっぷりも爽快だ。

6位　アルファ・ロメオ・ジュリア（クアドリフォリオ含む）


かつて長く乗ったせいか、アルファ・ロメオは僕にとって心の拠り所のような存在。妖艶で饒舌なスタイルと走り、また乗っておきたい。

5位　シトロエンC4（E含む）


E-C4のICE車と変わらない外観もいい。スタイリッシュでありながら実用性もキチンと両立させているところも、いかにもシトロエンらしい。

4位　フォルクスワーゲンID.4


ゴルフの生まれ変わりとも見做せるID.4は、BEVであってもVW......ゴルフらしい心地よくソツのない実用車の趣がしっかりと保たれている。

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