2023.09.27

CARS

「良いクルマの条件、それは心から「また乗りたい」と思うかどうか」 自動車評論家がいま本当に欲しいクルマ20台を選んだ! 藤原よしおの第1位とは?

モータージャーナリストの藤原よしおさんが欲望のままに選んだ20台とは?

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2023年版エンジンHT100ニューカー・ランキングス! 自動車評論家41人がもう一度自分の本音と正直に向き合い、"愛"と"欲望"でいま本当に欲しいクルマ20台を選んだ! いまクルマ選びはいったい何が正解なのか? どんなクルマがいいのか? 満足が得られるクルマはどれか? 自動車大変革期のいま、41人の自動車のプロたちが欲しいと思ったクルマを公表します! 自動車評論家の藤原よしおさんが選んだマイホット20の1位は?

また乗りたいと思わせるもの


良いクルマの条件とは、速さとか、快適さとか、広さとか、運転の易しさ、難しさではなく、乗り終わった時、心から「また乗りたい」と思わせること。それを踏まえて、ここ数年「そう思った」クルマを並べた結果です。そこでもう1つ大事なのは「ずっとガレージに収めておきたい」または「眺めているだけでも楽しい」という「所有欲」を満たすこと!

20位 トヨタGR86


「運転が上手くなりたい」と思ったら、有無を言わず真っ先に買うべきクルマ。基本に忠実でクセがなく、上手い下手がクリアに現れる。日本の宝。

19位 マツダ・ロードスター(RF含む)


誰でも手軽にオープンエア・スポーツを楽しめ、乗るだけでなく、持っているだけでも嬉しいと思わせる稀有な日本車。一生に一度は乗るべきクルマ。

18位 アストン・マーティンDB11(V8、V12、ヴォランテ含む)


DB12の出来の良さに心酔する一方で、控え目でエレガントで、かつエロティックなDB11のデザインに惹かれ直す自分もいる。嗚呼、悩ましい。

17位 ジャガーFタイプ(コンバーチブル、R含む)


ワイルドに"お尻"で曲がる、今時珍しいほどにオールド・ファッションな乗り味の男のGT。カウントダウンが間近に迫った文字通りの絶滅危惧種。

16位 マクラーレン720S(750S、スパイダー含む)


MP4-12Cに始まる近代マクラーレンの完成形態の1つ。彼らが生粋の「シャシー・コンストラクター」であることを実感するピュアハンドリングマシン。

15位 ケータハム・セブン(170、480含む)


「自動車とは命を張った乗り物」であるということを法定速度で味わえるリアル・スポーツ。この「軽さ」は内燃機のうちに絶対に味わっておくべき。

14位 ポルシェ911GT3(RS含む)


公道で乗るのは無理!と思わせるほどのRSの「やり過ぎ」感に見る、ヴァイザッハの狂気じみた本気度にキュン死。ザ・ロードゴーイング・カップカー。

13位 フェラーリ296GTB(GTS含む)


かつてのF1を彷彿とさせる120度V6というレイアウトに萌え。乗ってもPHEVだと忘れさせるほどエンジン・コンシャスでエンスー度濃厚。

12位 ポルシェ911カレラ/カレラ4・カブリオレ&タルガ4(T、S、GTS含む)


真面目な優等生感の強い911ファミリーにあって、良い意味で遊び心と色気に溢れたタルガこそベスト。とにかく乗り手のセンスが問われる唯一の911。

11位 ポルシェ718ボクスター(T、S含む)


GT4RSとは対極の位置にありながら、ボクスター本来の滋味深さが溢れた1台。熟成された4気筒、そしてMTの組み合わせは経験する価値あり!

10位 ベントレー・コンチネンタルGT(V8、W12、スピード、マリナー、コンバーチブル含む)


速くて、タフで、美しく、最上というW.O.のDNAを受け継いだ最もピュアなベントレーであり、地上を走る最良で最高のGTの1つ。

9位 アストン・マーティンDBX(707含む)


美しさとプレミアム性を兼ね備えたブリティッシュネス溢れるSUV。凶暴な速さと痛快なハンドリングを併せ持つDBX707は次期ボンドカーに適任。

8位 レンジローバー(LWB含む)


すべての所作が上質でゆとりに溢れた至高のマジック・カーペット・ライド。「木と革」の世界観から脱却し「新たな高級感」を実現したSVに脱帽。

7位 ベントレー・ベンテイガ(EWB、スピード、S、V8、ハイブリッド含む)


初代が切り開いた「ハイエンド・ラグジュアリーSUV」の世界をEWBで「新しいリムジンの形」へと昇華。それでいてドライバーズカーの本質は不変。

6位 アストン・マーティンDBSスーパーレッジェーラ(ヴォランテ含む)


DBS770アルティメットに1票。程よい荒々しさを残したバランスのいいシャシーに770PS(!)の5.2lV12の組み合わせは最強でしょう。

5位 ポルシェ718ケイマン GT4 RS&718スパイダー RS


アマチュアが公道で楽しめる最大公約数のRS。自然吸気フラット6の官能的なパワーと、ポルシェらしさが光る盤石なシャシーは内燃機時代最後の至宝。

4位 アルピーヌA110(GT、S、R含む)


ビギナーにも乗りやすく、ベテランにも楽しく奥深い、現代スポーツカー不動のメートル原器。オリジナルを上手くモダナイズしたスタイルは未だ色褪せず。

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