2023.10.13

CARS

伝統のクアドリフォリオ誕生から100周年を記念した世界限定100台ずつの特別なジュリアとステルヴィオ登場

先日マイナーチェンジ・モデルが日本に導入されたアルファ・ロメオのDセグメント・モデル、「ジュリア」とそのSUV版である「ステルヴィオ」の最速最強モデルである「クアドリフォリオ」に限定車の「100thアニヴェルサリオ」を設定した。

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タルガ・フローリオに出場したRLに初採用

アルファ・ロメオの高性能モデルに与えられる四葉のクローバーを意味するクアドリフォリオのシンボルが初めて採用されてから100周年となるのを記念したモデル。初めて四葉のクローバーが配されたのは1923年の第14回タルガ・フローリオに出場したレース仕様のRLだ。



来年登場の改良モデルがベース

100thアニヴェルサリオのベースとなるジュリアとステルヴィオのクアドリフォリオは来年上半期にマイナーチェンジが行われる予定で、限定車はその改良モデルを用いている。510ps/600Nmの2.9リッターV6ツインターボと150ミリ秒の変速スピードを誇るZF製8段ATに、機械式LSDが追加される。駆動方式はジュリアが後輪駆動、ステルヴィオが4輪駆動だ。

エクステリアはモントリオールグリーンのボディ・カラーをベースにゴールドのブレーキ・キャリパーを装備。フロント・グリルにはカーボン製のVヴェゼル、フロント・フェンダーには100周年記念の特別エンブレムを装着する。



100周年の記念ロゴ入り

インテリアはブラックが基調で、各部にゴールド・ステッチが施される。シートは全席ともレザーとアルカンターラのコンビ表皮を採用。ダッシュボードには100周年記念ロゴがゴールドで刺繍される。

世界限定各100台のうち、日本へはジュリアが17台、ステルヴィオが21台導入される。抽選販売で10月29日まで正規ディーラーで申し込みを受け付ける。

価格はジュリアが1408万円、ステルヴィオが1451万円。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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