2023.10.12

CARS

あなたは先代との違いがわかるか? 日本で最も売れているホンダN-BOXが3代目にフルモデルチェンジ

日本で最も売れている新車こと「ホンダN-BOX」の3代目となる新型が発売された。

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歴代モデルのイメージを踏襲

ラインナップは従来どおり標準モデルとカスタムの2本立てで、どちらもエクステリアのデザインは歴代モデルのイメージを踏襲。すべての部分が新しくなっているのだが、パッと見た印象はオーナーでなければその差がわからないのではと思えるほどよく似ている。



丸型ライトが愛らしい標準モデル

標準モデルのエクステリアはシンプルな造形美を基本に、瞳を思わせる丸型ライトや家電を思わせる丸穴のフロント・グリルを採用した。ホイールは14インチ。テールライトはボディ面に溶け込むデザインとした。

外装色はベーシック・カラーの7色と、オフホワイトのミラーやボディ同色ホイール・キャップを組み合わせるファッションスタイル3色を設定。後者には完全新色のオータムイエロー・パール、ステップワゴンで導入されたフィヨルドミスト・パールが含まれる。



ワイド&ローのカスタム

カスタムは左右ライト部とグリル上部をつないだ一文字のライトや、ホンダ初のダイレクトプロジェクション式LEDヘッドライト、緻密で立体的なフロント・グリルを採用。また外観にワイド&ローなイメージを持たせるとともに空力性能を考慮した前後バンパーやルーフ・スポイラーを装着。ホイールは自然吸気が14インチ、ターボが15インチで、テールライトはクリアレンズ仕様となる。

外装色はベーシック・カラーの6色と、ダーククロームメッキ加飾のグリルやブラックホイールなどを組み合わせるコーディネートスタイル3色を設定。後者は、ルーフをブラックとした2トーンも選択できる。



同乗者のクルマ酔いにも配慮

内装は標準モデルとカスタムともに、ダッシュボードのフラット化で良好な視界や車幅の把握しやすさを実現。従来は左フロント・ピラー内側に設置していたサイドアンダー・ミラーはドア・ミラーへ移設して左前方や後方の視認性を高めた。また、窓ガラスを水平基調で連続させ、姿勢や視線の乱れを抑制することでクルマ酔いをしづらくしている。

メーターはステアリング・ホイール内側に見えるようレイアウトした7インチTFT液晶メーターと、車載通信モジュールのホンダコネクトをホンダの軽では初めて採用。運転支援(ADAS)のホンダセンシングも全車に標準装備された。



インテリアもしっかり差別化

インテリアの色調やシート素材は、標準モデルがグレージュ基調にコルク調のインパネ・トレーを採用するとともに、ソファのような質感のトリコット素材シートを用いてリビング風に仕立てた。

カスタムは黒基調に大理石風のインパネ・トレーを配することで上質感と精悍さを追求し。シートはトリコットのほか、合成皮革仕様やスエード調生地とカーボン調アクセントを組み合わせた仕様が用意される。

エンジンは0.66リッター直3で、標準モデルが58ps/65Nmの自然吸気のみ、カスタムには64ps/104Nmのターボも用意する。全車ベルト式CVTで、全グレードに前輪駆動と4WDが設定される。

価格は164.89万〜236.28万円。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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