2023.10.22

CARS

5代目も革命ではなく進化を選択 次期スズキ・スイフトがジャパン・モビリティショーに登場

スズキは10月28日から一般公開が始まるジャパン・モビリティショー2023に、次期スイフトと思われるコンセプト・モデル、「スイフト・コンセプト」を出展する。

狙いは「ハッとするデザイン」

スイフトはスズキのBセグメント・ハッチバックで、2世代目からは走りの良さで高い評価を得ている。そのフルモデルチェンジ版を示唆するコンセプト・モデルは多面体をモチーフにした未来的で個性的な「ハッとするデザイン」が狙いだという。



走りを想起させるスタイリング

エクステリアは絞り込まれたキャビンやフローティング・ルーフで軽快さを表現したボディ上部と、踏ん張り感あるタイヤ配置や張り出したフェンダーを備える下部を組み合わせ、走りを想起させるスタイリングを目指した。

グリルが前方に突き出したノーズやヘッドライトが縦に伸びるフロントまわりは、現行モデルとの関連性を見出せる。しかし、ノーズ前端のエッジと連続したデイタイム・ライトや、クラムシェルタイプのボンネットとそこから後方へ続くプレスラインは新しいデザイン要素だ。



クラストップの低燃費を目指す

先進的なスタイリングは空力性能の向上も意図しており、高効率なエンジンやCVTと相まってガソリン車クラストップの低燃費を実現するという。ボディ・カラーは次世代スズキの象徴として開発されたフロンティアブルーパールメタリックを採用する。

インテリアはエッジの効いたアグレッシブなデザイン。2眼式メーターや存在感あるシフトまわりが走りを意識させる。また、先進安全装備を拡充。自転車と二輪車や交差点を検知対象に加えたデュアルセンサー・ブレーキサポートII、前走車と対向車の防眩と視界確保を両立するアダプティブ・ハイビーム、運転者の集中度や疲労度を検知し警告するドライバーモニタリングを搭載する。

ジャパン・モビリティショー2023の一般公開は10月28日〜11月5日で、スズキ・ブースは東5ホールに出展される。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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