2023.10.21

CARS

未来と言わず、次のハイゼットはこれにした方がいい 次世代の軽商用を示唆するダイハツのコンセプト・モデル

ダイハツは、東京モーターショーに替わる自動車の祭典、ジャパン・モビリティショー2023で軽商用車の未来を示唆する2台のコンセプト・カーを出展する。

次世代のハイゼット

「ユニフォーム」と名付けれられたコンセプト・モデルは電気自動車=バッテリーEV(BEV)の軽商用車で「トラック」と「カーゴ」の2タイプを用意する。電動化世代の「ハイゼット・トラック」と「ハイゼット・カーゴ」だ。



デザインはかなりイケている

白を基調に黒を効果的に採り入れたエクステリアは角を丸くすることで四角四面ながらどことなく親しみを感じる意匠で、どことなく欧州の商用車の雰囲気が漂う。インテリアは空調のダクトがむき出しにするなど機能を上手に組み込んだオシャレな仕立て。エクステリア、インテリアともに「次のハイゼットはこれでいいんじゃない?」と感じるほど、デザインのレベルはかなり高い。

パネルバン仕様のトラックのボディ・サイズは全長×全幅×全高=3395×1475×1885mm。ハイゼット・トラック同様、小回り性能に配慮し、キャブオーバー・スタイルを採るため、ホイールベースは1900mmと短め。荷台にはダイハツがレンタルビジネスを展開している移動販売用パッケージの「ニバコ」を発展させたものを積載している。



外部給電でき、移動店舗としても便利

カーゴは全長×全幅×全高=3395×1475×1920mm。ハイゼット・カーゴと同じように前輪がキャビンの前にあるのでホイールベースは2450mmとトラックよりも大幅に長い。BEVの構造を活かし、凹凸の少ないフラットなキャビンや荷室とすることで、積載や積み下ろし、清掃のしやすい室内を実現した。トラック、カーゴともに外部給電機能も備え、移動店舗としての使い勝手も考慮している。

ジャパンモビリティ・ショー2023は、10月28日〜11月5日に一般公開される。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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