2023.11.02

CARS

ジャガー最後のエンジンを搭載したスポーツカー、「FタイプZPエディション」登場 日本は12台のみ

ジャガーが2ドア・クーペ&コンバーチブルのスポーツ・モデルである「Fタイプ」の限定車となる「ZPエディション」を発表した。

世界で150台のみ

ZPエディションはクーペとコンバーチブルを合わせ、世界150台限定で販売されるが、日本へは12台のクーペ・モデルが導入される。



特別な2色のボディ・カラー

ボディ・カラーと内装色はオウルトンブルーのボディにマーズレッド&エボニーの内装と、クリスタルグレイのボディにネイビーブルー&エボニー内装の2パターンを設定し、それぞれ6台が用意される。これらのボディ・カラーは、今年初めに7組限定で発売された「Eタイプ・プロジェクトZPコレクション」のために開発された特別色だ。

どちらのカラーにもフロント・グリルの外枠とドアにポーセリンホワイトの手作業で描かれたゼッケンサークルが入る。また、ブレーキ・キャリパーをはじめ、ボディの各所にはグロスブラックのアクセントが採り入れられ、20インチ鍛造ホイールはグロスブラックとダイヤモンド切削仕上げとなる。



インテリアも専用仕立て

インテリアではダッシュボードやシルプレートにZPエディションのロゴが入り、「ONE OF 150」と記されたSVビスポークのプレートが設置される。シートにはフルーテッドパターンが施される。

エンジンは575ps/700Nmの5.0リッターV8スーパーチャージャーを採用。電気自動車専用ブランドへの転換を図るジャガーにとって、これが内燃エンジンを搭載する最後のスポーツカーになるという。駆動方式は4WDで、0-100マイル(0-97km/h)加速は3.5秒、最高速度は300km/hとされる。

価格は2363万円。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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