2023.03.25

CARS

ジャガー最後の内燃機関スポーツカー Fタイプに2024年モデルと特別仕様車が登場

ジャガーが、2ドア・クーペ&オープン・ボディを持つスポーツ・モデル、「Fタイプ」の2024年モデルを発表し、その受注を開始した。なお、ジャガーは2025年から電気自動車(EV)専用ブランドになるため、このモデルが内燃機関を搭載する最後のジャガー製スポーツカーとなる。

XK120登場から75周年

ラインナップはクーペ3機種、コンバーチブル1機種の計4グレード。そのうちの3モデルは、2023年が1948年に登場したジャガー・ブランド初のスポーツ・モデルとなった「XK120」から数えて75周年にあたることを記念した特別仕様車となる。



75周年記念モデルはV8を搭載

75周年記念グレードはいずれも5.0リッターV8モデルで、クーペとコンバーチブルの両ボディに設定される「Fタイプ75」は450ps/580Nmを発生する「P450」仕様、クーペのみに設定される「FタイプR75」は575ps/700Nmの「P575」仕様で、R75と75のコンバーチブルは4WDとなる。

75周年記念モデルは、「エクステリアブラックデザインパック」と「インテリアブラックパック」を装備。エボニーのウインザー・レザーを張った「パフォーマンスシート」には、ライトオイスターのステッチが入り、ヘッド・ライニングはエボニーのスエード・クロスを採用。また、アルミ・メーターパネル・フィニッシャーとメタル・トレッド・プレートは限定車専用仕様となる。また、75はグロスブラックのフロント・バンパー・インサートと20インチ・ホイール、R75はグロスブラック+切削加工の20インチ・ホイールを装着する。

2024年モデルで唯一75周年記念モデルではないのが「FタイプRダイナミックP300クーペ」。300ps/400Nmの2.0リッター直4ターボを積むクーペ仕様で。グロススパークルシルバーの20インチ・ホイールを標準装備した。

価格は1043万〜1833万円となっている。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

タグ:

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement